トヨタ ヴェロッサのハンドル回り。高級感のある仕上がりに注目
これまでのトヨタ製セダンとは異なるイメージを打ち出したヴェロッサだが、販売期間は3年未満と短かった
オートザム クレフ。登場は1992年で、当時他メーカーでも流行していた左右ヘッドライトの間にフォグランプを埋め込むデザインを採用したものの、マーケットからの支持は得られず
マツダが展開した5チャンネル戦略で生まれたオートザム店。AZ-1やキャロルなどの人気車種も取り扱っていたが、フラッグシップのクレフは不発に終わった
オートザム クレフのコンセプトは「スポーティなセダン」だったにもかかわらず、MT(マニュアル)車の設定がないなど、少々迷走傾向にもあった
マツダ クロノス。オートザム クレフの兄弟車であり、他にもアンフィニ MS-6&8、ユーノス 500、オートラマ テルスターといった多数の兄弟がいたが、どれも販売台数を伸ばせずに「クロノスの悲劇」と呼ばれる事態を招いてしまった
ホンダ MDX。北米をはじめとする海外市場をメインターゲットにしたクルマであり、そのサイズが日本のユーザーに受け入れられずに国内販売は早期に終了
SUVモデルだけあってホンダ MDXの車高は高い
3列シートを採用したホンダ MDXの室内。国土の大きいアメリカではこうしたスタイルにも需要があった
スズキ X-90。2シーターのクロスオーバーSUVという変わったクルマのため、日本のユーザーには扱いづらいという声もあった。結局3年で販売が終了している
スズキ X-90を横から見ると、横幅に対して全長が短いことがわかる
上質な素材を使用して豪華に仕上げられた三菱 プラウディアの室内
三菱 ディグニティ。プラウディアの兄弟車であり、秋篠宮家の公用車に採用されたことで注目を集めた
三菱 デボネア(初代)。22年間モデルチェンジをすることなく作り続けられた伝説の高級4ドアセダン
2012~2016年に販売された2代目三菱 プラウディア。日産 フーガのOEM車両であり、ベースモデルの面影を色濃く残している。このモデルも比較的短命に終わり、後継車は登場していない
ダイハツ ソニカ。コンセプトは「爽快ツアラー」であり、新ジャンルの開拓を目指した意欲作。しかしその試みは成功せず、約3年で市場から姿を消している
車高が高めのモデルが多かった2000年代の軽自動車において、思い切ったローダウンフォルムを採用したソニカは異彩を放った
ソニカの上級グレード・RSリミテッドには、高級ブランドのイタリア・MOMO製ハンドルを標準装備
ソニカRSリミテッドに装備された7速アクティブシフト。CVTながらマニュアル感覚での変速操作を楽しめた
ダイハツ ソニカに採用された世界初のインプットリダクション式3軸ギアトレーンCVTユニット。滑らかな加速感と低燃費を両立した