「誰の真似もしない」開発スピリット
「DISCOVER」「誰の真似もしない」――このキャッチコピーは、実際に豊田会長が開発チームへ伝えていた言葉だという。約300案から最終的に残ったのは、「作った人間がまず壊せ」という理念があったからだ。
スピンドルグリルも“形”から“思想”へと進化し、「ボディ全体でスピンドルを表現する」段階へ。つまり、ブランドの象徴そのものを作り替えるフェーズに突入している。
「コンセプトだからこそ本気」――量産を見据えた覚悟
この6輪LSコンセプトは「単なるショーモデル」ではない。豊田会長は「コンセプトカーこそ本気で作っている」と語り、ショーでの反応を踏まえて商品化への道を探っている。
すでにレクサスは、ボートやエアレース(航空機)といった「陸・海・空」すべてのモビリティ領域に挑戦中。この6輪LSも、その延長線上にあるプロジェクトだ。
ヨーロッパブランドを模倣する時代から始まった日本のプレミアム競争は、いまや“イミテーション→インプルーブ→イノベーション”の最終段階へ。レクサスはついに、“時代を作る側”へと進化しようとしている。
コメント
コメントの使い方車体後半部分は正に『路面電車』、『ちんちん電車』ですね!
昔、アルファードを揶揄する表現だったけど、実車が表現通り更に進化してる!
(笑