2023年10月28日から一般公開が始まっているジャパンモビリティショー2023(東京ビッグサイト/11月5日まで)。多くのメディアで取り上げられて気になって「週末にでも覗いてみようかな」と思っている方も多いのではないか。そんな皆さまへ朗報です。日本自動車会長である豊田章男氏(トヨタ自動車会長でもあり、ウルトラ級のクルマ好きでありマスタードライバーでもあるモリゾウでもある)が、ショー会場を縦横無尽に練り歩く動画が公開された。ぜひ事前チェックして会場へ向かい、効率的に周遊しよう。
文/ベストカーWeb編集部、画像、動画/日本自動車工業会(なお本記事アイキャッチ写真は「3Dプリンターで作った”実食可能な”次世代寿司」を頬張る豊田会長の姿です。なかなかにレア)
■章男さん、どんだけ乗り物好きなんですか
日本自動車工業会が、Youtube公式チャンネルに2本の動画を公開した。「【前編】自工会会長 ジャパンモビリティショー練り歩き」と「【後編】自工会会長 ジャパンモビリティショー練り歩き」という、そのまんまなタイトルのコンテンツで、それぞれ30分弱、先日開幕したモビリティショーの会場を、文字どおり豊田会長がひたすら練り歩いて、それぞれのブーススタッフに声をかけてゆく内容となる。で、それが、すんげえ楽しそう。
【前編】自工会会長 ジャパンモビリティショー練り歩き
「いやもうモビリティショーは行ったから」だとか「予備知識なしで行きたいから」という皆さま、ちょっと待ってほしい。これは案内動画としてももちろん役立つのだけど、クルマ好きが見ているとなんだかほっこりして、気づくと頬が緩んでくる、そんな効果こそが本領なのではないかと、いま動画を流しながら本企画担当編集は気づいたわけです。
【後編】自工会会長 ジャパンモビリティショー練り歩き
内容を要約すると、(ものすごい)クルマ好きのおじさんが元アナウンサーの森田京之介さんと一緒に、めちゃくちゃ楽しそうに会場を練り歩いている動画…で、「何が面白いの?」と聞かれると答えに窮するわけですが……、この、行く先々で笑顔を振りまき、各ブースで関係者が思わず破顔する関係性こそが、ジャパンモビリティショーの、いわゆる「モビリティが次世代へ提供するもの」の本質的な価値なのではないかと思えてくる。
いや実際、行くと楽しいんですよ、ジャパンモビリティショー。これまでの「古き良き東京モーターショー要素」も色濃く出ていて、それでいて「近未来のモビリティ社会を明るく楽しく体験できる」という要素もあって。
そんなショーを、誰よりも「モビリティ」を楽しみ、見所を伝える章男さんの姿に、共感して「こんなに楽しそうならおれも行ってみようかな」と思えるような、そんな動画でした。
ちなみに動画を見ていると、豊田会長がたまに発する提案や感想にハッとするのだけど、そういう「お役立ち目線」とはまったく別の話として、「え…、章男さん、ジムニー持ってるの?」だとか「えええ…、章男さん、ホンダジェットも持ってたの??」というような豆知識も得られます。どんだけ乗り物好きなんですか。
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