大人になったとき振り返ると、子供の頃の些細な経験が影響していたなと感じることがよくある。そう考えたとき、「クルマの原体験」としてこのアトラクションがきっかけとなって、免許を取ってクルマが好きになってくれるかもしれないし、将来モビリティ業界を担う大切な人材になってくれるかもしれない。
ミニロードスターを見ていて、「モビリティ×子ども」に大きな可能性を感じることができたのだ。
今回のジャパンモビリティショーを回りながら、漠然とした「モビリティの未来」について考えるなかで、我々が見失ってはいけない「モビリティとは何たるか」に気づくことができた。
そこまで近い将来の話でないことは前提だが、それこそ空を飛んでいるかもしれないし、今あるクルマの形からは大きな変化を遂げているかもしれない。それでも、モビリティの中心にあるのは「人」だということを忘れてはならない。
モビリティ業界を担う若手の1人として、自分自身でそんな社会を見られるまで生き続けられるかは到底わからないが、未来を作り、次世代へとつなげていくことへの責任を感じつつも、それ以上にワクワクしてきている。
「モビリティって楽しい!!」。そんな気持ちになれたジャパンモビリティショーであった。
【画像ギャラリー】あんなクルマも、こんな未来も!! ジャパンモビリティショー2023を振り返る画像集(29枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方