MFゴーストの世界観で走りを磨け! 「GR86MFGコンセプト2023」今年も登場!!! トヨタGR86の魅力を全方位ランクアップ!!

■その気にさせる重低音からの乾いたサウンド! パワー・トルク向上も体感できる美しいエキゾースト/KAKIMOTO RACING Class KR

 アクセルペダルと右足が一体化したかのような、踏めば呼応するレスポンスとともにドライバーの耳に届く心地いい排気音。これぞマフラーチューニングの醍醐味だ。他に類を見ない保安基準適合マフラーのラインナップを誇るカキモトレーシング。出自はエンジンチューナーであり、トータルで速さを追求する中でより効率的なエキゾーストシステムを自社開発したことが現在の礎となっている専門メーカーである。

カキモトレーシングで上位に位置するシリーズ「Class KR」から、4本出しテールのGR バンパー(ガーニッシュ)装着車用をチョイス。「柿本改」と漢字でグレービングされたテールエンドが存在感を高めている。メーカー希望小売価格264,000 円(税込)
カキモトレーシングで上位に位置するシリーズ「Class KR」から、4本出しテールのGR バンパー(ガーニッシュ)装着車用をチョイス。「柿本改」と漢字でグレービングされたテールエンドが存在感を高めている。メーカー希望小売価格264,000 円(税込)

 開発にあたってはパワーチェックをはじめとした数値を目標とする試験のほか、テストドライバーの五感に響く官能面のテストも併せて行われている。ノーマルの出力をかならず上回ることを開発の目標とし、さらにごきげんなサウンドを実現した製品だけがユーザーの元へと届けられているのだ。

「Class KR」GRバンパー(ガーニッシュ)装着車用は、センターパイプ以降を交換するフルマフラータイプ。「柿本改」のグレービングも誇らしい4本出しテールエンドは、チタンフェイスの焼き色加工とともに、GR 86のリアビューへ唯一無二の迫力を加えている。

GT ウイングを装着してもバランスが崩れない、重厚感のあるリアビュー。「Ti FACE」と呼ばれる特殊な焼き色加工がなされたテールエンドが、チューニングカーならではの華やかさを加えてくれる
GT ウイングを装着してもバランスが崩れない、重厚感のあるリアビュー。「Ti FACE」と呼ばれる特殊な焼き色加工がなされたテールエンドが、チューニングカーならではの華やかさを加えてくれる

 性能面については社内テストにおいてノーマル比で約5psのパワーアップを記録。サウンドの質は日常使いでも不安のないジェントルな重低音としている。各所に施されたグラム単位の軽量化策は、マフラーの匠ならではだ。

 ルックス、サウンド、パワーの三拍子が揃うエキゾーストを用意しているのがカキモトレーシングなのだ。

「GR マフラーガーニッシュにフィットさせつつパイプ径もノーマルのφ85mm からφ96mmへと拡大し、チタンフェイスが醸し出す迫力のリアビューとしています。サウンドも、聞き応えのある重低音にチューニングしました」(カキモトレーシング広報 大西規夫さん)
「GR マフラーガーニッシュにフィットさせつつパイプ径もノーマルのφ85mm からφ96mmへと拡大し、チタンフェイスが醸し出す迫力のリアビューとしています。サウンドも、聞き応えのある重低音にチューニングしました」(カキモトレーシング広報 大西規夫さん)

■強化クラッチでキレのある素早いシフト操作を! ストリートからサーキットまで扱いやすい定番モデル/小倉クラッチ ORC 400 Light CLUTCH

 欧州プレミアムスポーツカーとも互角以上に戦う夏向。そのライバルのほとんどが2ペダルだ。第4戦では先行車両のスピンに巻き込まれてしまうが、電光石火のアクセルターンで緊急回避しダメージを最小限にとどめた。これはマニュアルトランスミッションの86でなければ実現できなかったことだ。

クラッチディスクを軽くすることで慣性モーメントを低減。シフトチェンジの際のシンクロギアの同期時間を短くなることが気持ちのいいシフト操作につながっている。ORC400 Light CLUTCH メーカー希望小売価格 113,300 円(ダンパー付き/税込)
クラッチディスクを軽くすることで慣性モーメントを低減。シフトチェンジの際のシンクロギアの同期時間を短くなることが気持ちのいいシフト操作につながっている。ORC400 Light CLUTCH メーカー希望小売価格 113,300 円(ダンパー付き/税込)

 そんなキレのあるシフト操作を支えてくれるのが強化クラッチという存在だ。小倉クラッチ「ORC 400 Light CLUTCH」は、スポーツドライビング入門者からエキスパートまで幅広いユーザーをカバーする定番モデル。その名が示す通り、軽量タイプの有機系摩擦材のクラッチディスクを採用しクラッチカバーをアルミ削り出しとするなど重量減にこだわった。よって達成したのが純正比で約4㎏という軽量化。そこから導き出されるのが軽快なシフトフィールだ。軽量フライホールで、吹け上がりも気持ちいい。

フライホイールは軽すぎてしまうと逆に扱いにくい。ORC 400 Light CLUTCH のクロモリ製軽量フライホイールは、最適なバランスの重量に設計されている
フライホイールは軽すぎてしまうと逆に扱いにくい。ORC 400 Light CLUTCH のクロモリ製軽量フライホイールは、最適なバランスの重量に設計されている

 踏力こそわずかに重めとなるが、それは踏みごたえと解釈できる。そして何よりつながりが明確なクラッチの操作感こそが強化クラッチの醍醐味だ。もし特有の歯打ち音が気になるなら、ダンパー付きを選んでおくのが正解だ。

 創業84年目。自動車用だけでなくOA機器、医療機械、産業機械など、多種多様の製品に使われるクラッチを手がけるのが小倉クラッチ。クラッチは組み込まれてしまうと、直接目にすることはないが、製品の良し悪しを左右する縁の下の力持ち的存在。日本が誇るブランドとともにドライビングを楽しみたい。

「吹け上がりも俊敏になり、シフト操作も軽快に。GR86 の走りを格段にバージョンアップして<br>くれるのが強化クラッチという存在です」(小倉クラッチ 自動車技術部・髙田高志さん)
「吹け上がりも俊敏になり、シフト操作も軽快に。GR86 の走りを格段にバージョンアップして
くれるのが強化クラッチという存在です」(小倉クラッチ 自動車技術部・髙田高志さん)

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