2023年度から自賠責保険値上げ!! その驚きの理由とは!?

■国会の審議を経ずに値上げが決定!! こんなこと許していいのか!?

この一連の流れは国会での審議を経ず、大臣折衝で決定されている。国民の理解を得られないのでウラで決めたのだと思われても仕方ないだろう(taa22@AdobeStock)
この一連の流れは国会での審議を経ず、大臣折衝で決定されている。国民の理解を得られないのでウラで決めたのだと思われても仕方ないだろう(taa22@AdobeStock)

 しかもこの一連の流れ、秋の臨時国会が閉会したあと、国会の審議を経ず、鈴木俊一財務大臣(自民党)の斉藤鉄夫国土交通大臣(公明党)による大臣折衝で決まったもの。

 この大臣折衝こそ諸悪の根源で、過去5回の6013億円の返済先延ばしも大臣折衝で決まったこと。

 今回の6回目の先延ばしも大臣折衝で決まってしまい、しかも議事録などは残っていない!

 仮に議事録があったとしても、期間統計である「建設工事受注動態統計」ですら改ざん・不正、修正指示後も書き換え、データ二重計上、を続けた国土交通省がまともな記録を残しているとは思えない……。

 日本の自動車ユーザーは、3年間で50万円以上の自動車関連税を支払っていると言われ、自動車重量税やガソリン税などは、道路整備費の財源をまかなうため、「暫定措置」といいつつ本来の税率の約2倍の税金を40年も負担させられている。

 また道路特定財源だったガソリン税や自動車重量税が一般財源化されたのも記憶に新しいはず。

 その他、車齢13年超の車両の重量税の増税や、軽自動車税の増税など、国の税金の約1割を自動車ユーザーが負担しているなか、財務省の借金のとばっちりで、自賠責保険が値上がりするなんて許しがたい。

 自動車ユーザーは本気で怒りの声を上げた方がいいだろう。

【画像ギャラリー】こんなインチキはもうたくさんだ!! 事故が減れば保険料も下がるはずの自賠責保険の不可解な値上げ理由(6枚)画像ギャラリー

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