新型フォレスターで待望の装備といえば、アイサイトXの搭載だろう。これでフォレスターも、スバル最先端の安全機能を身に着けたわけだ。その中身だが、広角単眼カメラや前側方レーダーを搭載したおかげで、より多彩な場面でドライバーを助けてくれる。詳しく解説しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル、ベストカーWeb編集部
アイサイトX軍団に新型フォレスターも仲間入り!
クロストレックやレヴォーグ、WRX S4など、いまや多くのスバル車が搭載するアイサイトX。そのラインナップに新型フォレスターも加わった。
改めてアイサイトXの説明をすると、スバルの予防安全&運転支援機能であるアイサイトに、3D高精度地図データや高精度GPS情報などを組み合わせた高度運転支援機能。
先代までフォレスターが搭載していたアイサイトも性能的には定評があったが、アイサイトXでは画角の広い広角単眼カメラや、前側方レーダーの搭載などによって、よりきめ細かなシーンでドライバーをサポートしてくれるように進化した。
【画像ギャラリー】ヒヤっとする一瞬に助けるアイサイトXの全容はここから(12枚)画像ギャラリーヒヤっとする場面によりきめ細かく対応!
新型フォレスターが新たに対応したケースだが、まず前方を横断する自転車や右左折する際の歩行者の巻き込み、交差点での出会いがしらの衝突が回避可能となった。さらに道路標識を認識し、メーター内表示も行ってくれる。
万一ドライバーに異常が発生した場合にも対応する。
たとえば操舵支援制御の作動中に一定時間ステアリング操作がなかった場合や、わき見や居眠りを検知した場合(※ドライバモニタリングシステム装着車)は、警報や断続的なブレーキでドライバーに注意を促しながら、最終的にはハザード点滅、ホーンの吹鳴しながら車両を車線上に停止・保持させる。
最後に運転支援だが、こちらもより痒いところに手が届くようになった。
渋滞時には時速50km/hまでの範囲でハンドルから手を放すことが可能だし、停止してから再発進の時間も約10分まで対応する。さらに高速道路での車線変更をアシストするアクティブレーンチェンジアシストや、カーブあるいはETC料金所の手前で減速する速度制御も搭載している。
アイサイトXだが、これまでのスバル車の慣例にのっとり、スポーツ、Xブレーク、プレミアムのそれぞれEXグレードに標準搭載される。フォレスターの魅力をワンランクもツーランクも高める装備だけに、購入の際にはぜひ搭載を検討したい。
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