スマホでおなじみのシャオミが、またクルマ業界をざわつかせている。電動セダン「SU7」が大ヒットを記録したのも記憶に新しいが今度はSUVだ。 その名も「YU7」。 テスラのモデルYを真っ向から狙い撃ちするこの新型EV、スペックも価格もデザインも、とにかくすげえ! 2025年7月の発売を前に、すでに中国中のショールームで注目の的となっている。
文:ベストカーWeb編集部/写真:シャオミ
※記事制作に一部生成AIを使っています。
【画像ギャラリー】ベースグレードは400万円台という噂も! 大量画像を見て!(62枚)画像ギャラリーテスラ超えのスペック! YU7の実力とは?
YU7は、シャオミが手がける初の電動SUVで、セダンのSU7に続く第2弾モデルだ。 ボディサイズは全長4999mm、全幅1996mm、全高1600mm、ホイールベースは3000mmと、モデルY(全長4750mm、全幅1921mm、全高1624mm)を上回る堂々たるサイズ感。 しかも、デザインはクーペ風の流麗なシルエットで、空力性能も抜群だ。
パワートレインは3種類。 スタンダードモデルは235kW(約320馬力)のリアモーターを搭載し、0-100km/h加速は5.88秒。 プロモデルは365kW(約496馬力)のデュアルモーターで、0-100km/h加速は4.27秒。 そして最上位のマックスモデルは、508kW(約690馬力)のデュアルモーターを搭載し、0-100km/h加速は驚異の3.23秒、最高速度は253km/hに達する。
バッテリー容量は、スタンダードとプロが96.3kWh、マックスが101.7kWh。 航続距離はCLTC基準で、スタンダードが835km、プロが770km、マックスが760kmと、いずれもモデルY(最大719km)を上回る。
さらにマックスモデルは800Vアーキテクチャを採用し、10-80%の急速充電がわずか12分で完了する。 これもまた、テスラを凌駕するポイントだ。
内外装もハイテク満載! シャオミらしさ全開のYU7
YU7の魅力はスペックだけではない。 インテリアは、シャオミのスマートデバイスとの連携を前提に設計されており、16.1インチの3Kディスプレイを中心に、56インチのARヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載。 さらに、Xiaomi HyperOSにより、スマホやスマートホーム機器とのシームレスな連携が可能だ。
またADAS(先進運転支援システム)にはLiDARを標準装備し、高度な自動運転機能も視野に入れている。 エクステリアでは、フレームレスのサイドミラーやアクティブエアダクト、リアスポイラーなど、空力性能とデザイン性を両立させた装備が満載だ。
価格はまだ正式発表されていないが、SU7の衝撃プライスからして今回も超お買い得であることが予想され、モデルYよりも競争力のある設定になる可能性が高い。
シャオミはYU7の発売に向けて、すでに中国国内の13店舗で展示を開始し、6月中には92都市に拡大予定。 また、2025年5月には、月間2万8000台以上のEVを納車し、8カ月連続で2万台超えを達成している。
スマホメーカーから始まったシャオミが、今やEV市場でもテスラを脅かす存在となっている。 YU7の登場で、その勢いはさらに加速しそうだ。
































































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