■徹底的サスチューンによりコーナリング性能向上
ブレーキディスクは1ピースタイプから2ピースタイプへと変更された。これにより高速域からのブレーキング時に発生するディスクの倒れ込み現象を大幅に減少されている。ディスクが倒れ込むとペダル操作に対する踏力変化が大きくなり、ブレーキの効きにも影響する。
サスペンションは、フロントボールジョイントのフリクション低減による追従性の向上、リアサス横力トーイン量増加によるリア接地性、追従性の向上など、細部を磨き上げて操縦性を引き上げている。
■専用BBS鍛造ホイールにミシュランパイロットスポーツカップ2
98モデルのインテRなどに設定されていた『サンライトイエロー』を纏った新型シビックタイプRは世界1000台、日本200台限定の「リミテッドエディション」。
1本あたり2.5kg軽量化された専用BBS鍛造アルミホイールを装着し、タイヤはオリジナルのコンチネンタルスポーツコンタクト6に代えてミシュランパイロットスポーツカップ2を履く。
車体側では遮音材の省略などにより13kgの軽量化をして合計23kgの軽量化を実現。専用チューニングのサスペンションを採用し、さらに究極の操縦性を追求した
■フルアルカンターラステア & ティアドロップ形シフトノブ
ステアリングはホンダ初のフルアルカンターラ巻きを採用。縦方向38mm、厚み側28mmの楕円形状のグリップの太さや形状は現行型が理想的なので、革厚の差による形状変化を嫌って、あえてコストのかかる2枚重ねの裏地を採用。
また、シフトノブは2007年デビューの先代型シビックタイプR以来の丸形からティアドロップ形に変更。丸形は握り感覚はいいのだが、手の感覚でギアポジションが判別しにくい欠点があったため。素材はアルミ+スチールで重量は230g。重量と重心点を最適化したことで、シフトフィールは格段によくなったという。
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