コンパクトカーナンバーワンの乗り心地は?
今回のナンバー1は迷った! 迷いすぎてトーナメント方式で比べてみたり、粗探しをしてみたり……、苦労したが心を鬼にして1台に絞った結果、ナンバーワンはデミオ。
圧倒的に車両価格が安く、走りとしては気持ちいいスイフト。想像以上に進化しているヴィッツ、ワンペダルドライブで街中の走りも楽しく変えたノート。それぞれに異なる魅力を持ったクルマたちなので、今回は僅差だった。
トヨタC-HRはどうなのか?【参考成績】
C-HRはニュルで走りを鍛えたクルマ。しかも斬新なデザイン。SUVなのにニュルで鍛え、24時間レースまで出ちゃったどころか、クラス優勝を果たしてしまった。
一体どんなクルマなのかと試乗の機会を楽しみにしていたが、その仕上がりは期待以上のものだった。
レースに出たからといってもちっともスポーツ方向に振っているわけではない。印象に残ったのは上質感だ。
ドアの開け閉め、シートの座り心地、インパネの質感。シートのスライドを調整しただけでもしっかり感がわかる。安っぽさを感じるもととなるガタがないのだ。
その印象は走り出しても同じ。ステアリング系の剛性感は高く、乗り心地はしなやかで、どこにもガタを感じない。穏やかに、スムーズに走る。
文句をつけるとしたら、PからBまで一直線の昔ながらのシフトレバー。未来的デザインに合っていないからだ。Pはボタンにするとかを、このクルマはやるべきだったんじゃないでしょうか。
不快指数 25% ハカリの揺れ幅 70g
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