グレード&パワーユニット
グレード、パワーユニットは従来どおり、IS350を頂点として、ハイブリッドのIS300h、2Lターボを搭載するIS300で変わりはない。そしてそれぞれのモデルにスポーツ仕様のFスポーツが設定される。
初公開された際にはスペックなどの詳細は発表されなかったが、従来からスペック面では変更がないと思われる。
【新型ISのグレード】
■IS350
3L、V6DOHC、318ps/6600rpm、38.7kgm/4800rpm
■IS300h
2.5L、直4DOHC+モーター、178ps/6000rpm、22.5kgm/4200~4800rpm、143ps/30.6kgm(モーター)
■IS300
2L、直4DOHCターボ、245ps/5800rpm、35.7kgm/1650~4400rpm
先進の安全装備により魅力アップ
従来型のISの最大の泣き所だったのが安全装備だ。2013年のデビューということで、安全装備を進化させながらもレクサスのほかのモデルに対して劣っていたのは事実だ。
それが今回のマイナーチェンジによって進化したLexus Safety System+を含む先進安全技術が採用された。
具体的にはプリクラッシュセーフティシステム(歩行者昼夜、自転車昼検知)、レーダークルーズコントロール(全車速域追従機能付き)、レーントレーシングアシスト(LTA)、オートマチックハイビームシステム(AHB)ロードサインアシスト(RSA)などのほか、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなどが搭載されて安全性を大幅進化させた。
発売予定
今回公開されたのは北米仕様モデルで日本仕様は安全法規などにより若干変更になる可能性はあるが、ほぼこのまま登場するだろう。
従来型のISは6月中旬にオーダーをストップし、8月下旬から新型の先行予約を開始するという情報が入ってきている。そして発売は2020年秋(9月末から10月)となるのが有力だ。
価格はデザインの刷新、大型化、安全装備の充実などにより25万円程度高くなる500万~670万円となると予想。
販売不振に苦しんでいたISが大きくリフレッシュされたことにより、FRスポーツセダンが復活してくれることに期待したい。
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