MC直後のアクアと比べると『全域でフィット優勢』に
ライバルのアクア(こちらもマイチェン直後)と乗り比べると、意外にも2台の動きは似通っておりました。もともとアクアは、低重心でシャープなハンドリングを持っていたが、乗り心地の評判が悪く、最初のMCで超ダルに。
2度目で中庸になりましたが、3度目の今回は原点回帰で再びシャープ&スポーティ方向に戻り、乗り心地はかなり硬め。
アクアのほうが全高が低いぶん重心も低いのだが、乗り心地を含めた総合評価ではフィットが上。もちろんミッションはDCTのフィットの勝ちだし、エンジンフィールも断然フィットのほうがイイ。居住性もフィットが圧倒している。
つまり、すべての分野でフィットはアクアに勝っております。元アクアオーナーとしては微妙な敗北感。
今回、唯一アクアが勝ったのは燃費だったが、それとて僅差でほぼイーブン。この2台を真っ当に比べたら、フィットを選ばない理由はないと言ってもいいでしょうな……(涙)。
続いてガソリン車の「RS(1.5L)」と「13G」。RSのウリはなんといっても6速MTが選べることだ。それ以外は実にフツー。エンジンはキレがないし、足回りも穏便。それより、13Gのブレッド&バターな感じがよかったッス。
フィットの販売を見ると、ハイブリッドが5割強を占めているが、ガソリン車も5割弱売れているんだよね。
ハイブリッド専用のアクアと違って、フィットの半分はガソリン車。MCでハイブリッド同様、ボディはしっかり、ハンドリングもシャープになっている。
ホンダセンシングも、最廉価グレードを除いて標準あるいはオプション装備可能となったフィット。従来型よりも価格も上がったけど、魅力はそれ以上にアップしておりますね。
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