フェアレディZ ついに12年振りの新型発表! 平成の進化と“令和のZ”への期待


Zも電動化は避けられない?

 日産は、e-POWERやハイブリッド、EVといった電動車の比率を、順次上げていく宣言をしている。

 次期型ノートや次期型エクストレイルのような量販車には、必然的に電動モデルが用意されるだろうが、GT-RやフェアレディZまで、何でもかんでも電動化するのはナンセンスではないか。

フェアレディZは「特別なスポーツカー」であり、存在することに意味があるのだという

 フェアレディZは、「特別なスポーツカー」だ。特に、アメリカ市場では熱狂的なファンが待ち望んでいる。

 エンジンが凄いとか、ハンドリングが俊敏、デザインがカッコいい、という表面的なことではなく、フェアレディZが存在することに意味があるのだ。

 筆者がファン代表として、Zにひと言物申すならば、「ライバルは過去のZたち、それらよりもドライビングが楽しいZを目指せ!」と言わせていただきたい。

 ハイパフォーマンスを求める方にはGT-Rがある。また、サーキットでライバル車に勝つチューニングは、NISMOに任せればよい。

GT-R、NISMOとは異なる役割を持つフェアレディZの市販モデルはどうなっていくのか

 Zには異なる役割がある。誰しもがちょっと頑張れば所有できるクルマ、アメリカ市場に合わせた「3万ドルで手に入るスポーツカー」という独自のルールは、時代が変わっても実現すべきだと考える。

 3万ドル以下では、装備やパフォーマンスも寂しい状態になるかもしれないし、日本市場では400万円を超える中級グレード以上でないと販売されないかもしれないが、これほどキャッチーなキーワードは、世界的に見てもない。

 エンジニア達が、必死になって知恵を絞り、持てる技術を余すことなく盛り込み、徹底的にこだわって完成させた「次期型フェアレディZ」のハンドルを握るのが、今から楽しみで仕方ない。

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