■レクサスLC F(新規)2019年秋(?)登場
今年3月に登場したフラッグシップ2ドアファストバッククーペのLCに、早くもハイパフォーマンスモデルが登場する。その名もLC F。
レクサス車のなかでも走りの最新テクノロジーが投入された「F」の称号を掲げるフラッグシップモデルだけに、その内容もハンパじゃない。
ベースのLCはV8、5L DOHCとV6、3.5L DOCH+モーターのハイブリッドの2本立てだが、LC Fは新開発のV8、4Lツインターボが670ps/66.3kgmを搭載。
いわゆるダウンサイジングターボではなく、純粋にパワーを求めたハイパフォーマンス直噴ターボとなる。
国産モデルではGT-R NISMOの600ps/66.5kgmが最強だったが、あくまでGT-Rはレーシングマシンに近い存在で、そのライバルはポルシェ911ターボ。そこにラグジュアリーなスポーツクーペであるLC Fが割って入ることになる。
また、ベースとなるLCにはオープンモデルのLCコンバーチブルの開発が正式にスタートしたこともキャッチした。
このコンバーチブルも2019年秋には追加設定されそうで、こちらのエンジンはLS500hと同じ421ps/61.0kgmを発揮するV6、3.5Lツインターボ1本となる予定。
■レクサスUX(新規)2018年冬登場
日本での販売開始から12年が経過したレクサスだが、その販売台数を伸ばす「尖兵」となるのが、グローバルで売れ筋カテゴリーとなっているコンパクトクロスオーバーSUV。
販売好調なトヨタC-HRのレクサス版と噂されていたのがレクサスUXだが、プラットフォームを共用するものの、別車種として2018年冬に登場する。
注目のパワートレーンは新開発となる渾身のダイナミックフォースエンジンの2L及び2.5L NA、それに2.5Lハイブリッドとなりそうで、1.8Lハイブリッドと1.2Lターボの2本立てとなるC-HRとは差別化が図られる。
想定されるターゲットはアウディQ3で上質さがウリだ。
ちなみに2.5L NAエンジンは40%、2.5Lハイブリッドは41%の最大熱効率が図られ、ミッションはNAが8AT、ハイブリッドはマルチステージTHS IIとなる。走りにも力が入れられており、期待できそうだ。
■レクサスGS F(フルチェンジ)2018年春登場
2012年にデビューした現行型GSも5年を経過し、次期型GSの存在が気になってくるところ。
現行型GSのパフォーマンスモデルとなるGS Fは2015年に登場したが、次期型GS Fには冒頭のLC Fと同じ新開発のV8、4Lツインターボ(670ps/66.3kgm)が搭載されそうだ。
現行型は477ps/54.0kgmの2UR-GSE型V8、5L DOHCを搭載しているが、次期型GSFはLC Fと同じパワーユニットを搭載することでハイパワーセダンの頂点を目指すことになる。
■レクサスLS F(新規)2018年夏〜秋登場
発表になったばかりのレクサスLSだが、来年には早くもFが追加となる。ライバルのメルセデスにAMG S63があるように、専用の足回りとパワーユニットを与えられたスーパープレミアムの誕生となる。
パワーユニットはLC F同様V8の4Lツインターボが与えられ、スペックも670ps、650Nm(66.3kgm)あたりまで、引き上げられそうだ。
AMG S63は同じV8、4Lツインターボで612psだから、パワーで上回る。専用チューニングの足回りと世界最高峰のトランスミッションともいわれる10速ATと組み合わされ、どんな走りを見せるか、注目だ。
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