名門いすゞの人気SUVが7年ぶりに刷新! 新型mu-Xが発売


■ディーゼル一本で6MTも! 気になる走行性能は?

初代と比較してねじり剛性が向上し、同時に軽量化も実現している

●車体

 車体はフレームのねじり剛性向上と軽量化が行われ、アッパーボディも高張力鋼板の採用などにより曲げとねじり剛性の向上と軽量化を実現。

 また、ボディ剛性の強化とピラー内に配置される発泡材により静粛性も向上しており、樹脂製となったバックドアも軽量化とデザインの自由度を広げることに貢献している。

●サスペンション

 リアサスペンションのロール剛性が大幅に向上したことが大きな改良で、D-MAXと共通のフロントサスペンションとの組み合わせによりハンドリング、乗り心地ともに改善されているという。

●エンジン&トランスミッション

 エンジンは中心となる1.9L・4気筒ディーゼルターボ(150ps/35.7kgm)と3L・4気筒ディーゼルターボ(190ps/45.9kgm)の2つで、トランスミッションは6速ATがほとんどとなるが、1.9Lディーゼルターボのラグジュアリーグレードのみに6速MTも設定される。

●駆動系

 タイで販売されるmu-Xは雪が降らないこともあり、1.9Lディーゼルターボ車はFRのみ、3Lディーゼルターボ車にだけ4WDが設定される。

 3Lディーゼルターボ車の4WDは、2WDと4WDを切り替えるパートタイム4WDで、路面状況に応じた駆動力を得られるよう、トラクションコントロールが2モードあり、走行モードもノーマルモードに加えラフテレインモードを備える。

●安全装備

 ステレオカメラとミリ波レーダーからの情報を基盤とした停止まで対応するアダプティブクルーズコントロール、緊急ブレーキ、車線逸脱警報、死角になりやすい斜め後方を監視するBSMを設定するなど、このクラスのSUVとしては水準レベルの安全装備を備える。

 フルモデルチェンジされたmu-Xは全体的にオーソドックスながら堅実な仕上がりとなっており、先代モデル同様に着実な販売をキープしそうなモデルといえそうだ。

■タイではトヨタ、三菱と競合

なかなか魅力的なSUVではあるが、日本導入の可能性は低いだろう

 タイなどでのライバル車は前述したようにトヨタ フォーチュナーと三菱 パジェロスポーツとなるだろう。それぞれの強みは以下のとおり。

・フォーチュナー/トヨタ車らしい高級感とソツのなさ
・パジェロスポーツ/SUVながらシャープなスタイル
・mu-X/軽量な1.9Lディーゼルターボの設定

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 なかなか魅力的なmu-Xだが、いすゞが日本に乗用車の販売網を持たないこともあり、そのまま日本に導入される可能性は絶望的だ。

 しかし、mu-XのベースとなったD-MAXはマツダにBT-50の車名でOEM供給されていることもあり、もし同車がマツダに供給されればCX-8とバッティングするところもあるにせよ、mu-Xが日本でマツダブランドという形でも導入される可能性はゼロではないのかもしれない。

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