約80%が2.4LガソリンNA、納期は4~5ヵ月
現在までのユーザー評価を首都圏にあるホンダカーズ店の営業担当者に尋ねてみた。
「久しぶりのビッグマイナーチェンジなので、歴代オデッセイを中心にステップワゴン、アコードクラスからの代替えが目立っています。フロントマスクを中心としたデザインの変更で新鮮でいいという声をいただいています。また、質感の向上、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアなどの装備も好評です」とコメント。
受注内容は約80%が2.4LガソリンNA、20%が2Lハイブリッド。全体の70%が2WDで30%が4WD。アブソルートをみると、アブソルートEXとアブソルートでは半分強がアブソルートとなっている。
ボディカラーはプラチナホワイトパールを中心にスーパープラチナメタリック、プレミアムスパークルブラックパールなどの人気が高い。
なぜハイブリッドよりも2.4LガソリンNAのほうが圧倒的に販売構成比が高いのか? これは価格差によるところが大きい。
アブソルートEXの本革シート仕様で比較するとハイブリッドのほうが76万5000円も高い。これを年間1万km走行しても10年以上乗らないと追い付かないので、ハイブリッドを敬遠するユーザーが多いようである。
スタートダッシュをつけるための販売促進策の中心は、2021年の3月末までに成約すると1.9%の残価設定クレジットが組めるというお買い得な残価設定クレジット。
通常の3.5%に比べると、5年間の支払いで金利が20万円以上も安いので、このぶんが得になる。また地域によっては「1万円相当の特選レストランにペアで招待」、「産地直送有名ブランド食材のプレゼント」なども実施している。
2020年12月中旬現在の納期は2.4LガソリンNAが2021年4月、2Lハイブリッドだと5月となっている。つまり納期は約4ヵ月~5ヵ月ということになる。
首都圏の某ホンダカーズ店でオデッセイアブソルート、FF、本革仕様(車両本体価格358万3000円)に有料色のプラチナホワイトパール、フロアマット、ドアバイザー、10インチプレミアムナビ、ETC2.0、ドライブレコーダー、コーティングなど約53万円のオプション&付属品を付けて見積もりをもらうと、法定、法定外費用を含めて450万円弱と出た。初回交渉の値引き額は下取り車なしで20万円だった。
※値引き額は地域、時期によって大きく異なります。参考程度とお考え下さい。
証言:首都圏首都圏ホンダカーズ店営業担当者
「今回はかなり大幅なマイナーチェンジなので売りやすいですね。今のところ歴代オデッセイ、ステップワゴン、アコードなどからの代替えが目立ちます。他社さんのミニバンとは違い、操る楽しさが味わえるミニバンですし、乗り心地や静粛性も高く、上質で大人のミニバンとなっています。
オデッセイのフロントマスクですが、ショールームに来て頂いているお客様から新しくなった、変わってよくなったと高評価をいただいています。
2台の2.4LアブソルートEXと2LハイブリッドのアブソルートEXの試乗車を各拠点の持ち回りで配置し、販売促進活動を行っているところです。来年も熟成された大人のミニバン、オデッセイを売っていきたいと思います」。
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