トヨタ次期スープラの秘策キャッチ! スポーツグレード「GR」が存在!!

■トヨタ得意の「GR」も設定! 最高出力400馬力超

 その新型スープラに関して、新たに注目すべき情報が入ってきた。

 それはチューニングバージョン「GR」の存在だ。

こちらは今回存在が明らかになった、新型スープラ「GR」の予想CG
こちらは今回存在が明らかになった、新型スープラ「GR」の予想CG

 トヨタの社内カンパニーである、GAZOO Racingカンパニーが手がける「GR」。新型スープラ自体はドイツBMWの生産となるため、スポット溶接の打点追加、強化ブレース装着によるボディ剛性の向上や、足回りのチューンといったGRおなじみのメニューがどう生かされるかは現時点では不明。

 しかし、ハイパフォーマンスモデルの「M」を手がけるBMWならではのチューニングにより、出力向上も同時に行われる可能性が高い。

 3Lターボをベースとすれば400ps級の出力は無理せず手に入るわけで、引き締められたボディおよび足回りと合わされば、スープラは一級のスポーツモデルとなる。

スープラが搭載するのはBMWが製造する2997ccの直6ターボ、B58T型エンジンをベースにチューニング。ノーマルの状態ですでに340㎰を発生しているだけに、ブースト圧の変更などで、無理せず400㎰級の出力が得られるだろう
スープラが搭載するのはBMWが製造する2997ccの直6ターボ、B58T型エンジンをベースにチューニング。ノーマルの状態ですでに340㎰を発生しているだけに、ブースト圧の変更などで、無理せず400㎰級の出力が得られるだろう

 ミッションに関しては8速ATのままとされるかどうか、現時点で情報は入ってきていないが、できればBMWの「M」モデルが採用する7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載してほしいところ。

 スープラにスポーツ性を求めるユーザーからすれば、やはりダイレクトな加速、減速を叶えるDCTの選択は強い魅力と映るはずだ。

 GRシリーズに共通する迫力あるフロントまわりなど、外観でも魅力を強烈にアピールすることになるであろうスープラGR。

 気になるのはそのデビュー時期だが、やはりノーマル登場の1年後、つまり2019年冬が予想される。価格は1000万~1200万円の間となるだろう。

BMW340iが搭載する3L直6ターボエンジンの型式名はB58B。スープラのエンジン型式名はB58Tということで、エンジン型式名の末尾はメーカー名の頭の1文字を付けているとわかる。つまり実質的に同エンジンといえるわけだが、出力的には340iが326ps、スープラが340psと、15psほどスープラが上回っている。クルマのキャラクターに合わせたセッティングの差だ
BMW340iが搭載する3L直6ターボエンジンの型式名はB58B。スープラのエンジン型式名はB58Tということで、エンジン型式名の末尾はメーカー名の頭の1文字を付けているとわかる。つまり実質的に同エンジンといえるわけだが、出力的には340iが326ps、スープラが340psと、15psほどスープラが上回っている。クルマのキャラクターに合わせたセッティングの差だ

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