VWパサート新型ディーゼル上陸の事情と実力 なぜ導入したのか?

■乗ってみればコスパも納得

 今回、限られた時間ではあったが、一早くパサートヴァリアントのTDIに試乗する機会を得た。アイドリング時は、ディーゼルらしい音を放つものの、音量は小さめ。TDIと気が付かない人も多いだろう。

 走らせるとエンジンフィールはガソリン車に近く、かなり滑らか。低回転から400Nmのトルクを発生するため加速も良く、想像以上にスポーティさがある。

 上質さが高められた現行型パサートとのキャラクターにも良く似合うと感じられた。結論としては、TDIのトルクフルなエンジン特性と低回転域を多用することによる安定した燃費性能を考えると、1.4TSIと2.0TSIどちらと比べても優れたコスパといえるだろう。

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