■市販モデルは今冬〜来春発表!
市販仕様の全体的なボディフォルムは、新型スープラのデザインコンセプトとなった「FT-1」の持っていたグラマラスなラインを継承したものになっており、高い空力性能を発揮するための特徴的で独特なダブルバブルルーフなども、ほぼそのままなのがおわかりいただけるだろう。
そして、気になるインパネのデザインも今回、判明した。
決して豪華ではないが、トヨタのフラッグシップスポーツにふさわしい充分な質感を備える。
A80スープラのイメージを持たせたフロントマスクについても特徴的なヘッドライト形状、そしてFT-1とは違った造形ながら統一性のあるフロントノーズなども市販モデルではほぼ予想CGに近いデザインで登場してくるはず。
ボディサイズは全長4380×全幅1855×全高1290mm、ホイールベース2470mmで確定。先代スープラより全長は140mm短くなり、全幅は45mm広がっている。
2シーターのみの設定で、トップグレードにはBMW製3Lターボエンジン(直6、340馬力)を搭載(チューニングはトヨタが担当)、MT仕様は用意されず2ペダル仕様のみ設定される見込み。
登場は今冬〜来春だが、今年中にどこかのタイミングで市販モデルが公開される可能性もある。
先代スープラは1990年代、トヨタのスポーツイメージを牽引するフラッグシップカーだった。
この新開発スポーツカーにトヨタがわざわざ「スープラ」という名前を継承させたのは、先代型スープラが生産中止から16年たっても日米で人気を博し続け、その名に「意味」があり続けてきたこと。
それに加えて21世紀の現在、新たなフラッグシップスポーツカーとしてのイメージリーダーが必要だということだろう。
その名にふさわしい実力であることを期待して、発売を待ちたい。
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