日本にジャストなアウディとして、高い支持を得るアウディA3シリーズが、第4世代に進化。
新型は8年ぶりのモデルチェンジということもあり、スポーティかつモダンなスタイリングの進化をはじめ、マイルドハイブリッド搭載の新ダウンサイズユニット、デジタル感の高まったコクピットなど、まさに見所は満載。
ボディサイズを含め、気になる基本スペックや注目の新装備など、新型A3シリーズの特徴をまとめてお届けしよう。
文:大音 安弘 写真:アウディジャパン
【画像ギャラリー】第4世代に進化! アウディの中核モデルA3/S3シリーズ
■急速な時代のニーズに応える新A3シリーズ
アウディジャパンは、2021年4月21日、アウディのCセグメントモデル「A3 シリーズ」のフルモデルチェンジを実施し、5月18日より発売を開始することを発表した。新価格は、310万円~661万円となる。
2020年春にドイツで発表済みであった第4世代のA3シリーズが、ついに日本導入を開始する。新型では、ハッチバックとセダンの2本立てで、モデルラインもわかりやすいシンプルな構成となった。
プラットフォームは、従来型同様にMQBを採用。サスペンションは、フロントが全車ストラット式を採用。
リアについては、FFがトーションビーム式、4WDがダブルウィッシュボーン式と使い分けられる点は従来型同様だが、各部にアップデートが加えられ、MQBの完成形が目指されている。
■なんとボディはサイズアップ!
アウディ新デザイン言語を取り入れたスタイリングは、スポーティ&アグレッシブ。特徴的なLEDライティングとの組み合わせで、先進さもアピールする。フロントマスクでは、強調されたヘキサゴングリルと異形デザインのライトがワイド感を強調しているが、実際にボディサイズも拡大された。
A3スポーツバックの場合、全長4345mm×全幅1815mm×全高1450mmとなり、先代比で、全長が+20mm、全幅が+30mmそれぞれ拡大。A3セダンの場合、全長4495mm×全幅1815mm×全高1425mmとなり、先代比で全長が30mm、全幅が+20mm、全高が+20mmの拡大が図られている。
ホイールベースは、どちらも従来型共通の2635mmをキープ。キャビンについては、フロントシートのレイアウトを見直すことで前席スペースにゆとりが生まれているが、全体的なサイズアップはデザイン上の影響が大きいのだろう。
ただ全幅30mmの拡大は、従来型オーナーには、駐車場サイズとの兼ね合いが生まれることもありそうだ。
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