■世界に1台だけのルーフカラー!
MINIの個性を際立たせるユニークな新アイテムも生まれた。それが新オプションの「マルチ・トーン・ルーフ」だ。MINIといえば、ルーフ色が異なる2トーンやユニオンジャックデザインのルーフも人気だが、この新しいルーフカラーを選ぶと、もれなく世界に1台のMINIとなるのが大きなポイント。
これはグラデーション仕上げのルーフで、前方を深みのある青の「ソール・ブルー」、中央部を明るい水色の「パーリー・アクア」、後方を濃い黒である「ジェット・ブラック」の3色に塗り分けたもの。
各色が乾ききる前に重ね塗りを行い仕上げる「ウェット・オン・ウェット塗装を用いており、1台1台で微妙に表情が変化するため、自分だけのMINIが実現できるというわけだ。
■4つの仕様が提案される新インテリア
インテリアの改良は限定的だが、自分好みの1台に仕上げやすいように、4つのトリムレベルが提案されている。
最もシンプルで標準仕様となる「エッセンシャル・トリム」をはじめ、伝統的な個性を際立たせた「クラシック・トリム」、MINIモータースポーツの象徴を取り入れたスポーティな「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」、上質さを追求した「ミニ・ユアーズ・トリム」がモデルに合わせて、選択肢を用意する。
このトリムをベースに、オプションを選択することで、デザインの統一性を保ちつつ、自分だけの一台をオーダーしやすくした。
■先進機能もアップデート
時代が求める先進機能もしっかりとアップデート。運転支援機能のひとつとして人気の高いアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、MINIハッチバック及びコンバーチブル初のストップ&ゴー機能を追加するなど安全機能も強化。
インフォテイメントシステムでは、タッチ式8.8インチワイドセンターディスプレイと通信機能「MINI Connected」を全車に標準化するなど、アップデートされている。
メカニズム的な改良はアナウンスされておらず、3ドアと5ドアハッチバックには、クリーンディーゼル車も継続設定され、ONE、COOPER、COOPER S、John Cooper Workを基本とするモデルラインにも変更はない。
しかしながら、メカニズムの熟成が高められているようで、見た目だけでなく、全面的にフレッシュなMINIとなっているとのことだ。
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