2020年2月13日のデビュー以来初の改良となる、フィットの一部改良モデルが6月3日に発表、6月4日から発売される。同時に20周年記念仕様車として「Casa(カーサ)」、「Maison(メゾン)」が発売となった。
最近、フィットは販売不調が伝えられるなかでの一部改良だけに、どこまで踏みこんだものになるのか、その中身をレポート!
文/ベストカーweb編集部
写真/ホンダ
【画像ギャラリー】フィット登場以来初の一部改良 20周年記念仕様車の中身を写真でチェック!
一部改良はコネクテッドの進化にとどまる!
今回の一部改良は、まず、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダトータルケアプレミアム)」をさらに進化させた。
具体的には、通信機能を使ったナビを新しい地図への自動更新が可能な「自動地図更新サービス」に加え、多彩なアプリを提供する「Honda アプリセンター」、車内でデータ通信容量を購入し、Wi-Fiスポットとしてインターネット接続が楽しめる「車内Wi-Fi」などの機能を新搭載した。
また、原音での再生を目指し、コンパクトな車体に合わせて専用設計された独自の「プレミアムオーディオ」を新たに設定した。
ボディカラーには新色のローズゴールドメタリックを追加したほか、NESS専用となるアクセント2トーンカラーをオレンジに変更するなど、商品の魅力をより一層高めている。
今回の一部改良は、外装や内装のデザイン変更、エンジン変更なども行われず、小変更にとどまった。
20周年記念仕様車2台はどんなクルマ?
20周年を記念した特別仕様車は、e:HEV HOMEとHOMEをベースに「Casa(カーサ)」「Maison(メゾン)」の2タイプを設定。
Casaはレッドステッチをアクセントとした専用シートなど、洗練されたパッションを感じさせるスタイリッシュなデザインとしている。
Maisonは上品さとしなやかさを感じさせるグレー×ベージュの専用シートを採用し、シティライフの華やかさをイメージしたデザインとした。
価格はe:HEV HOME Casa(FF)、e:HEV HOME Maison(FF)ともに226万7100円。ガソリンのHOME Casa(FF)、HOME Maison(FF)も同価格の176万円7700円。
ベースとなったHOME e:HEV、ガソリンのHOMEから、Casa、Maisonそれぞれ14万9600円アップに抑えられている。
■20周年特別仕様車「Casa」「Maison」の主な装備内容
■専用インテリア
Casa:グレー×ブラック(コンビシート)
Maison:グレー×ベージュ(コンビシート)
・運転席&助手席シートヒーター
・アームレスト付きセンターコンソールボックス
・電動格納式リモコンドアミラー(ブラック塗装)
・ブラッククリア塗装16インチアルミホイール(LUXE用デザイン)
・専用フロアカーペットマット
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