【タント、レクサス、XV…】必ず出る!! 期待大の2018年下半期新車スケジュール

■【9月】ボルボの本命ワゴンが発売

●新型ボルボV60

新世代プラットフォーム「SPA」を90シリーズ、XC60に続いて採用した新型V60。ボディサイズは全長4761×全幅1850×全高1427mm。デザイナーは90シリーズ以降評価の高いジョナサン・ディズリー氏。発売当初のパワートレインは他モデル同様、ガソリンのT5(254ps/35.7kgmの2L直4ターボ)、T6(320ps/40.8kgmの2L直4ターボ+スーパーチャージャー)とディーゼルのD4(190ps/40.8kgmの2L直4ディーゼルターボのほか、システム最大出力407psのT8PHVも用意。

早くもミドルワゴンも本命とも呼び声高いボルボV60
早くもミドルワゴンも本命とも呼び声高いボルボV60 

■【10月】アウディの本命、A6登場

アウディ新型A6

今年3月のジュネーブショーで公開された新型アウディA6。デザインはアウディ最新のデザイン言語が採用され、シャープで先鋭的なデザインだ。ボディサイズは先代に比べ、全長が7mm長く、全幅が12mmワイド、全高が2mm高い全長4949×全幅1886×全高1457mmとなり、室内空間が拡大し、特に後席の足元空間が拡大している。

全エンジンに48Vのマイルドハイブリッドを搭載する。

キープコンセプトながらエッジの効いた先鋭的なフォルムの新型アウディA6
キープコンセプトながらエッジの効いた先鋭的なフォルムの新型アウディA6

●BMW新型X4

4年ぶりに2代目にフルモデルチェンジしたクーペスタイルのSUV。現行X3をベースに開発された新型X4はなだらかなルーフラインが特徴。新しいFR/AWDモデル用のモジュラープラットフォームCLARを採用したほか、アルミニウムや高強度鋼などの軽量素材を多用することにより、最大55kgもの軽量化を図るなどの大幅に進化した。

X3をベースにしたクーペのようなフォルムを持つ新型X4
X3をベースにしたクーペのようなフォルムを持つ新型X4

●ベンツ新型Aクラス

約6年ぶりにフルモデルチェンジした4代目Aクラスは、若々しさやスポーティでダイナミックなキャラクターを維持しながら、さらに上質で快適になった。

さらにベンツSクラス並みの安全装備や最新のインフォティメントシステム、MBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)をこのAクラスから採り入れるなど、その進化ぶりには凄まじい。

新型Aクラスも今年下半期発売
新型Aクラスも今年下半期発売

このMBUXはAIを採りいれた音声システムの評価が高く、「ヘイ・メルセデス!」と喋るとシステムが立ち上がり、エアコンの調整や好きな音楽をかけたりすることができる。試しに「冗談を言ってくれませんか?」とMBUXに語りかけると「作ったのがドイツ人なので冗談は言いません」と返すほどシャレが効いているという。

先代Aクラスは背が低くて後席も狭く、居住性に関してはライバル、VWゴルフに大きく水を開けられていたが、今回はそのあたりを強化してきた。ボディサイズは旧型に比べ全長が110mm長い4410mm、全幅が16mm広い1796mm、全高が5mm高い1440mm、ホイールベースが29mm拡大した2729mm。ショルダールームは前席+9mm、後席+22mm、エルボールームが前席+35mm、後席+36mm、ヘッドルームが前席+7mm、後席+8mmと拡大され、トランク容量も29L増えて370Lに広がった。

発表されたエンジンは、まずシリンダーシャットオフ機能や摩擦低減と高強度を実現するナノスライド加工が施された新開発の1.4L直4ターボ(163ps/25.5kgm)がA200に、A180dにはアドブルー(尿素SCRシステム)搭載の1.5L直4ディーゼルターボ(116ps/26.5kgm)、そしてA250には摩擦低減や燃費効率を上げる新技術コニクスシェイプや可変バルブ機構、カムトロニックを採用した新開発の2L直4ターボ(224ps/35.7kgm)を用意。トランスミッションは7速DCT(一部A200にMT)が組み合わせられる。

■ベンツCクラス、ビッグマイナーチェンジ

 2014年の登場以来、初のビッグマイナーチェンジを行ったCクラスはこの7月に欧州での発売が始まった。日本へは早ければ10月には発表されるだろう。

このモデル初のマイチェンとなるベンツCクラス
このモデル初のマイチェンとなるベンツCクラス

 まず目立つのはヘッドランプやテールランプのデザイン変更が行われたこと。ヘッドランプはEクラスと同じマルチビームLEDでLEDデイタイムランニングライトがヘッドライトユニット下部に移動。

 インテリアでは12.3インチのTFTモニターが連なるデジタルパネルが目新しい。エンジンは直4には48Vのベルトドライブスタータージェネレーター(RSG)、直6にはスターターとジェネレータが一体となった48VのISG「インテグレーテッド・スターター・ジェネレータ」というマイルドハイブリッドも用意すること。

 特に注目したいのは、新開発の1.5L 直4ターボ(184ps/28.6kgm)を積むC200とC200 4MATIC。48ボルトの電気モーターを持つ「EQブースト」を備えることで、発進からターボ過給が始まるまでを14psの電気モーターによって橋渡しすることで低燃費かつスムーズな加速が実現する。

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