新型ランクル300 大人気で予約受注ストップ!? 各グレードの見積書を取ってみた

■人気爆発! 正式発売前にいったんオーダーストップ!

 そして、7月15日、見積りをいただいた営業マンに再び話を聞いたところ、すでに受注台数は2万台を突破しており、これから発注すると納期は最短1年以上、グレードによっては2年以上かかるかもしれないとのこと。

 さらに7月13日から正式発表日の8月1日まで受注をいったん停止し、正式発売日の8月2日に再開するというから驚きだ。

 受注を一時停止しているのも1年以内の納車を目指し、納期短縮のために増産体制を急遽作り上げるための模様。

 さらに転売禁止のために誓約書(1年以内)の記載をお願いしているという。これは転売のための架空受注で増産した挙句に真の需要量より多い中古車が溢れ、ディーラーで買ったユーザーに迷惑をかけてブランドイメージを毀損するようなことはランドクルーザーという「信頼性」を重要視するクルマでは受け入れられない、というトヨタの判断かもしれない。

新型ランクル300のグレード別主要装備の差を表にしてみた
新型ランクル300のグレード別主要装備の差を表にしてみた

■GX (ガソリン5人乗り 車両本体価格510万円)

駐車場に止まっている車

中程度の精度で自動的に生成された説明
GXの写真がないため、トヨタロシアHPのコンフィギュレーターより作成。本来ならGXにはサイドステップ(ブラック)が付く。5人乗りガソリン車のみの設定。タイヤは18インチだ
最廉価版のGXは指紋認証スタートスイッチセキュリティシステムが2万2000円のメーカーオプション。日本での盗難率が高い車両である以上、装着マストのオプションである
最廉価版のGXは指紋認証スタートスイッチセキュリティシステムが2万2000円のメーカーオプション。日本での盗難率が高い車両である以上、装着マストのオプションである


■GX ガソリン/510万円
・エンジン:V6ガソリンターボ7人乗り
・駆動系:スタビライザー=ノーマル、ディファレンシャル=F:ノーマル、R:標準ノーマル、デフロックはメーカーオプション
・アルミホイール:18インチ
・ヘッドランプ:LED
・グリル&バンパー:メッキ、外板色共色
・バックドア:標準=一枚ドア、パワーバックドア+キックセンサーはメーカーオプション
・ディスプレイオーディオ:標準9インチ、10インチメーカーオプション
・指紋認証なし

 では、全グレードの見積りをお伝えしていこう。エントリーグレードのGXは、5人乗りのガソリン仕様のみの設定、車両本体価格510万円。200系時代は482万6800円だったので27万円ほどランクルの敷居が高くなったことになる。

 内装はファブリックのブラックのみ、タイヤは265/65、18インチアルミホイールが標準装備となっている。

 GXはほかのグレードと異なり、指紋認証スタートスイッチがメーカーオプションで2万2000円。イモビライザー、オートアラーム、侵入センサー、傾斜センサーがセットになった盗難防止システムが標準装備となる。

 上級グレードだとメーカーオプションにてT-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステムが選択でき、12.3インチのTFTワイドタッチディスプレイとなるが、GXは残念ながらディーラーオプションで通常のT-Connectナビキット、11万3000円のみ装着可。

 追加料金なしのダークレッドマイカメタリックの外装色。そのほかのオプション&価格は以下の通り。

・サイドステップ(3万3000円)
・ルーフレールブラック(3万3000円)
・樹脂製フロアカーペット(2万7500円)
・指紋認証スタートスイッチ(2万2000円)
ここまでのメーカーオプションは合計11万5500円。

 これ以外のメーカーオプションとしては、外装色をホワイトパールクリスタルシャインに変更すると3万3000円。また電動リアデフロック(5万5000円)、LEDフロントフォグランプ(2万2000円)を追加することもできる。

 そしてそのほかの付属品は以下の通り。
・セキュリティセット(ホイール・ナンバープレートロック、2万3210円)
・グラスシーラント加工(7万7000円)
・T-Connectナビキット(11万3300円)
・ETC2.0ユニット(3万5200円)
合計24万8710円。

 車両本体価格とオプション・付属品を合わせた価格は546万4210円となった。それにメンテナンスパック13万2860円と初回車検後2年の保証延長1万1100円、税金諸費用を加えた乗り出し価格は586万9870円となる。

次ページは : ■AX (ガソリン7人乗り 車両本体価格550万円)

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