■価格はほぼ据え置きか 性能を考えると安い!
現在北米で発売中の新型アウトランダーの価格を見ると、ベースグレードの「ES」2.5Lガソリン、S-AWC(4WD)仕様が$27,595(日本円で約303万円)とかなり安めの価格設定となっている。これはほぼ現行型と据え置きの価格で、このぶんだと日本仕様のPHEVも現行型とほぼ同価格の440万円程度で発売される可能性が高い。
今年度なみの補助金が適用されるとしたら、個人購入だと約40万円、自宅をPHEVに接続可能な「V2H機器」同時購入なら約80万円の補助金が国から出る。
バッテリーの大幅進化、プラットフォーム一新、安全装備の強化が盛り込まれていて、価格微増であるならば、かなりのバーゲンプライスになりそう。
繰り返しになるが、今回の三菱の発表によると、新型アウトランダーPHEVの日本発売は「今冬」という表現。2021年11月に東京モーターショーが実施されていればそこでお披露目となっただろうが、残念ながら2021年の開催は中止が発表されている。となると2022年1月に幕張メッセで開催予定の東京オートサロンあたりで実車披露が期待できそう(ショーの開催は新型感染症次第であろうが)。
いずれにせよ、正式発表が近づけば具体的な性能やスケジュールが明らかになっていくだろう。
新型アウトランダーPHEVのライバルはトヨタのハリアー、RAV4 PHV、日産から今年あたりに発売される次期エクストレイル、そしてもうすぐ発表されるスバルの新型アウトバックも競合に入ってくるかもしれない。新型アウトランダーの登場で、ミドルクラスSUVジャンルが一気に華やかになる見込み。いまから楽しみでならない。
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