トヨタ 新型ランクル300のどうしても伝えたい魅力5選

■カッコだけと思ったら大間違い!GR SPORTの走りはさらにイイ!

 専用となるフロントグリルや前後バンパー、マットグレー塗装のホイールが目立つGR SPORT。一見単なるドレスアップグレードと思うかもしれないが、さにあらず。

 ダカールラリー参戦ドライバーからの改善要望が直接反映されたGR SPORTは、電子制御でスタビライザー効果を変化させる「E-KDSS」の専用チューニング、他グレードではリアにのみオプション設定される電動デフロックの前後標準化などにより、オンの走り&悪路走破性において、他グレードを凌ぐ性能が与えられているのである。

 ちなみに全幅も他グレードより10mm広い。伊達にトップグレードに君臨しているのではないのである。

GR SPORTはガソリンとディーゼル、双方に設定
GR SPORTはガソリンとディーゼル、双方に設定
フロントデフロックはランクル80以来の採用となる
フロントデフロックはランクル80以来の採用となる

■最新世代のランクルにふさわしい安心・安全装備がイイ!

 最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用。歩行者(昼夜)および自転車(昼)も検知するプリクラッシュセーフティには、交差点での対向直進車や右左折時に前方から来る横断歩行者の検知機能などが追加された。

 またランクルだからこそ警戒したい車両盗難には、対策としてトヨタ初となる「指紋認証スタートスイッチ」を採用。車両に事前登録された指紋情報(7名分まで)と合致しなければ、エンジンは始動しない。

「指紋認証スタートスイッチ」が標準装備(GX除く)
「指紋認証スタートスイッチ」が標準装備(GX除く)

■もちろんエンジンもイイ!

 先代のV8、4.6L自然吸気からV6ツインターボに変更。3.5Lガソリンは415ps/66.3kgmを、3.3Lディーゼルは309ps/71.4kgmの出力を発生。ディーゼルの設定はランクル100以来。

 低速域ではシングル、高速域ではツインターボになるディーゼルの走りに注目だ。組み合わされるミッションはいずれも10速AT。

■WLTCモード燃費
・3.5L V6ガソリンターボ:7.9~8/0km/L
・3.3L V6ディーゼルターボ:9,7km/L

エンジン各部の構造を最適化したディーゼルエンジン。高出力と好燃費を両立
エンジン各部の構造を最適化したディーゼルエンジン。高出力と好燃費を両立

■使い勝手だって当然イイ!

 幅広なセンターコンソールボックスは両開き機構を採用し、後席からのアクセスも可能。クールボックスもGXを除く全車にオプション設定されている。

 3列目シート収納は床下収納式に変更。上級グレードでは電動での格納・展開が可能とされた。またハンズフリーバックドアもZXグレードに標準装備されている。

バックドアは200系の上下二分割タイプから1枚ドアに変更された
バックドアは200系の上下二分割タイプから1枚ドアに変更された

■ランドクルーザー300(ZX・ガソリン)主要諸元
・全長:4985mm
・全幅:1980mm
・全高:1925mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:2500kg
・最低地上高:225mm
・エンジン:3.5L V6 DOHC+ターボ
・最高出力:415ps/5200rpm
・最大トルク:66.3kgm/2000~3600rpm
・トランスミッション:10速AT
・WLTCモード燃費:7.9km/L

■ランドクルーザー300(GR SPORT・ディーゼル)主要諸元
・全長:4965mm
・全幅:1990mm
・全高:1925mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:2560kg
・最低地上高:225mm
・エンジン:3.3L V6 DOHCディーゼル+ターボ
・最高出力:309ps/4000rpm
・最大トルク:71.4kgm/1600~2600rpm
・トランスミッション:10速AT
・WLTCモード燃費:9.7km/L


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