羨望の新型フェアレディZ 市販モデルをNYで初公開!

■鮮烈イエローの「プロトスペック」を240台限定で設定。日本仕様は?

 昨秋公開されたプロトタイプの仕様も240台限定で用意。イエローをアクセントにした専用装備が随所に設定されている。

 日本仕様の市販モデルは今年の冬に発表し、来年3月に発売開始となる。日産販売関係者によると日本での価格は400万円台後半から500万円台が予定されており、噂のあった廉価版300ps仕様のツインターボはなく、405ps仕様のみになるもようだ。

日本仕様は400万円台後半~500万円台で今冬発表・来年3月発売。もうすぐだ!!
日本仕様は400万円台後半~500万円台で今冬発表・来年3月発売。もうすぐだ!!

■ニューZ米国仕様(スポーツ)発表諸元
・全長×全幅×全高:4379×1844×1315mm
・ホイールベース:2550mm
・エンジン:V6、3LDOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:405ps/48.4kgm
・トランスミッション:6速MT/パドルシフト付き9速AT
・ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク/アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
・タイヤサイズ F)245/45R18 9J R)245/45R18 9J

■ニューZ米国仕様(パフォーマンス)発表諸元
・全長×全幅×全高:4379×1844×1315mm
・ホイールベース:2550mm
・エンジン:V6、3LDOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:405ps/48.4kgm
・トランスミッション:6速MT/パドルシフト付き9速AT
・ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク/アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
・タイヤサイズ:F)255/40R19 9.5J R)275/35R19 10J


【番外インタビュー】「Zはドライバーの最高のダンスパートナー」田村宏志CPSに訊く

──プラットフォームはZ34のキャリーオーバーですか?

 Z34のものを流用しながらアップデート。プラットフォームは変えないほうが販売価格を抑えられます。サスペンションは単に硬くするのでなく前後のバランスをとりながらGT-Rで培ってきた技術で静粛性もアップさせています。

──外観デザインのコンセプトは?

 ロングノーズ(現行型比フロントオーバーハング:10cm)、ショートデッキ。全高と全幅を変えないでワイド感を出しています。初代S30に憧れた世代が若い気持ちに戻れるデザインを目指しました。

「ドライバーの最高のダンスパートナーになれるクルマを目指しました」と語ってくれた田村宏志CPS(チーフプロダクトスペシャリスト)
「ドライバーの最高のダンスパートナーになれるクルマを目指しました」と語ってくれた田村宏志CPS(チーフプロダクトスペシャリスト)

──V6ツインターボエンジンのスカイラインからの改良ポイントは?

 400Rには付いていないリサーキュレーションバルブ(シフトアップの際にタービンを止めないように排気圧を逃がす機能)を加え、レスポンスをよくしています。

──マイルドハイブリッド化の議論はなかった?

 まったく考えていなかった。開発がスタートした4年前からツインターボエンジンを望む声が多かったので。

【画像ギャラリー】日本仕様の発表が待ち遠しい! 日産フェアレディZをギャラリーでチェック!

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