後席シアター機能もあり! 全面刷新されたBMWフラッグシップ7シリーズが登場

後席シアター機能もあり! 全面刷新されたBMWフラッグシップ7シリーズが登場

 BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」が、フルモデルチェンジを発表。第7世代となる新型は、個性的なフロントマスクが話題となっているが、デジタル機能の強化も注目すべきところだ。

 ラグジュアリーカーらしいおもてなし機能の最大の目玉として、なんとシアター機能まで備える。BMWセダンの頂点にふさわしい数々の機能を含め、新型の特徴を紹介しよう。

文/大音安弘、写真/BMW

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■7世代目となるBMWフラッグシップサルーン誕生

 BMWジャパンは2022年7月1日、BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」のフルモデルチェンジを発表した。全車右ハンドル仕様のみとなり、価格は1460万~1670万円となる。

BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」がフルモデルチェンジで7世代目に進化した
BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」がフルモデルチェンジで7世代目に進化した

 7世代目に進化した7シリーズのスタイルは、巨大なキドニーグリルと2段式ヘッドライトデザインのフロントマスクが印象的。煌びやかな新ヘッドライトは、スワロフスキー製クリスタルを使用したもの。

 全車が、3215mmのロングホイールベース仕様となるため、ボディサイズは全長5391mm×全幅1950mm×全高1544mm(欧州仕様値)と巨大だ。

新型BMW7シリーズのリアビュー。リアコンビランプなどLEDは薄型のタイプを採用している
新型BMW7シリーズのリアビュー。リアコンビランプなどLEDは薄型のタイプを採用している

 ガソリンとクリーンディーゼルに加え、ニーズの高まるEVの「i7」もラインアップ。これまでもエンジン車とデザインを共有するBMW iモデルが登場しているが、新7シリーズでは、外観上の違いを最小限とし、好みのパワーソースを選びやすい仕様としている。

■ワイドディスプレイを中心とした贅沢なコックピット

 コックピットは、BMW iXより取り入れるカーブドディスプレイを中心とした先進的なもの。メーターパネルも12.1インチと大型だが、センターディスプレイは、さらに巨大な14.9インチのタッチスクリーンを搭載。

 コックピット周りのスイッチ類も最小限に抑えられている。ソファーのように肉厚なシートには、表皮に手触りにも優れるメリノレザーを標準採用している。

まるでお洒落なカフェのカウンターを連想させるダッシュボードの上には、巨大なディスプレイが鎮座する
まるでお洒落なカフェのカウンターを連想させるダッシュボードの上には、巨大なディスプレイが鎮座する

次ページは : ■驚きのプライベートシアターとなるリアシート

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