V6モデル復活！　ラングラーアンリミテッドの特別仕様車がお買い得な理由

■トルクフルなV6エンジンが復活！

特別仕様は、装備や色だけにとどまらない。最新モデルでは、ダウンサイズターボの2L直列4気筒DOHCターボに集約されているが、かつての主力の3.6L V6　DOHC エンジンが搭載されているのも大きな特徴。

　最新ラインナップでは、大型ピックアップトラック「グラディエーター」とラージSUV「グランドチェロキーL」のみに搭載されている。

　アメリカ車らしい低回転からしっかりとトルクを発揮する大排気量のV6エンジンは最高出力284ps/6400rpm、最大トルク347Nm/4100rpmを発揮。ラングラーは4気筒エンジンも含め、レギュラー仕様となるので、大排気量車でも経済的だ。

■実はお買い得仕様となるV6特別仕様車

　意外なことに、特別仕様車「Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop」は装備を追加しながらもカタログモデルよりも割安なのだ。現在、コロナ過やウクライナ危機などの影響を受け、幅広い商品が値上げラッシュを迎えている。それは自動車も同様だ。

　ラングラーも2022年8月1日より価格改定を受けており、「サハラ」が旧価格の727万円から、103万円高となる830万円に。「ルビコン」が旧価格の767万円から、93万円高の860万円まで高騰している。

　いずれも2L直4ターボ車となるため、V6エンジンが好みならば、今回の特別仕様車は、もっとも安価なラングラーアンリミテッドとなるのだ。

　2021年以降、度々値上げが行われている。2L直列4気筒ターボ「サハラ」の場合、2019年３月の発表時は、573万3720円であったが、約257万円高まで高騰している。このため、アメ車らしいフィーリングを求めるコアなファンにも、特別仕様車は人気となりそうだ。

　ちなみに、供給台数は発表されていないが、供給台数にはかぎりがあるとコメントされている。もし色やV6エンジン車であることが気に入れば、早めにディーラーにコンタクトすべきだ。