日本のスタンダードカーといえばやはりトヨタカローラになるだろう。そんなカローラが北米で小改良を受けた。マルチメディアなどの拡充もあるが北米カローラといえばそのスタイリッシュな顔つきだ。
どことなく新型クラウンのような意匠にも思えるこのカローラの改良。日本仕様もこの顔になるのか? それともこのまままなのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA
【画像ギャラリー】アペックスがかっこよすぎるだろ!! 北米カローラ顔はどの角度からも精悍すぎる(13枚)画像ギャラリー■スッキリ顔でカローラのイメージ変わる?
北米のカローラの2023年モデルが発表となった。SEやXSEなどのグレードなどは2022年モデルに引き続き、優しいイメージの日本仕様とは異なるシャキッとした精悍なフェイスデザインになっている。
この北米カローラのデザインはトヨタエンブレムの位置などをあらためて見ると、新型クラウンのようにも思えてくる。これまでのカローラのイメージといえばフロントグリルにエンブレムがあるものだったが、北米仕様はボンネット先端にエンブレムを配置している。
もちろん変更は外装のみならず機関系のブラッシュアップも敢行。ハイブリッドモデルも重視しつつ、まだまだ北米では需要の高いガソリングレードにも大きなテコ入れが入った。
ガソリンモデルのエンジンが従来の直列4気筒1.8Lから2Lに変更された。馬力も139hpから169hpに大幅アップ。これにより0-96km/h加速がなんと2秒も短縮されるという。カローラの本気がスゴイ……。
■日本上陸と伝説のApexの登場はいかに
現状では2022年モデルで設定のあったスポーティモデルである「Apex」の設定はアナウンスされていないが、きっと今後の展開次第では登場を期待したいところ。
北米でもGRカローラの熱量も高まっているため、もしかするとApexとの棲み分け戦略が必要になるのかもしれない。
いっぽうの日本市場だが2022年10月にカローラシリーズの小改良を実施していることからも、この「北米顔」が日本導入される予定はしばらくはないだろう。期待されたApexもこれまで導入されていなかったことから、今後はGRカローラをメインにカローラファミリーのスポーツイメージを確立していくとみられる。
日本のカローラはすでにカローラ、カローラツーリング、カローラスポーツ、カローラアクシオ、GRカローラと多様なバリエーションが用意されている。超贅沢を言っているのは承知のうえで、ぜひここはお手軽なスポーティ仕様の「Apex」的モデルを日本にも用意してもらえると嬉しいのだが……。
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コメント
コメントの使い方北米版カッコいい、とメディアが騒いで国内投入されて売れた試し無し。
北米センスは日本人に合わない。
北米カローラは元々この系統の顔ですしクラウン的とも思えません。というかトヨタ車はどれもキーンルック採用しているので、言い出したら全部似てる。
そして国内版でこの顔になる事はないでしょう。サイズも違うので流用は難しいですが、カローラスポーツなら加工必須なものの、この顔に改造することはできます