リーフe+は「買い」か?
今回、リーフ e+の発売に合わせて「踏み間違い衝突防止アシスト」と「LEDヘッドランプ」を全車標準装備とするなど通常のリーフも改良を実施し、販売を継続。リーフとリーフ e+の両モデルがラインナップされることになる。
この2モデル、どちらが「買い」か? 総合的に考えると、比較的長めの距離を頻繁に走るユーザーにとっては、リーフ e+がオススメ。特に冬場のヒーター使用などで電気自動車の航続距離は大きく変わるので、「これまで使っていたガソリン車と同じように使いたい」となれば、約50万円の価格差を考慮してもリーフ e+の価値は高い。
逆に街乗り主体でチョイ乗りがメインのユーザーには、安価な普通のリーフという選択肢もアリだろう。
発表会の檀上で日産の星野朝子専務執行役員は「充電器の数はガソリンスタンドの数と同等になった」と胸を張ったが、そうは言っても充電施設の整備状況には地域差もあるし、ものの数十秒で満タンにできるガソリン車と比べれば、やはり電気自動車を買うハードルは高い。
直近(2018年11月)のリーフの月販台数は2090台となっているが、リーフ e+は電気自動車のハードルを下げ、リーフ全体の販売を押し上げる新しい選択肢として期待のニューモデルといえそうだ。
■リーフ e+ X
全長×全幅×全高:4480×1790×1545mm
ホイールベース:2700mm
バッテリー容量:62kWh(+22kWh)
最高出力:218ps(+68ps)
最大トルク:34.7kgm(+2.1kgm)
航続距離【WLTCモード】:458km(+136km)
価格:416万2320円(+50万1120円)
※()内はリーフ Xとの比較
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