トヨタ GRカローラが完璧すぎた! 本当にカローラ? 待望の国産ホットハッチ

トヨタ GRカローラが完璧すぎた! 本当にカローラ? 待望の国産ホットハッチ

 2022年12月に販売抽選申し込みを実施したトヨタ GRカローラ。残念ながら現時点では新車購入はできないが大注目の国産ホットハッチをレポートせずにはいられない! ということでGRカローラを公道試乗してきた。

※本稿は2023年2月のものです
文/ベストカー編集部、梅木、写真/TOYOTA、ベストカー編集部、撮影/平野学
初出:『ベストカー』2023年3月10日号

■「超」が付くホットハッチ、GRカローラに試乗!

2022年12月に販売抽選を開始したトヨタ GRカローラ。3月から納車が開始される予定だ
2022年12月に販売抽選を開始したトヨタ GRカローラ。3月から納車が開始される予定だ

●トヨタ GRカローラのここがポイント
・カローラスポーツをベースに、GRヤリスのパワートレーンを移植した超ホットハッチ!!
・直3、1.6LターボはGRヤリスより32psハイパワーの304psを発揮する
・車体剛性を徹底的に引き上げるスポット打点増しに加え、構造用接着剤の使用部位を増大

 2022年12月に販売抽選申し込みを実施したGRカローラ。すでに当選者には連絡が行っており、3月ごろより納車が開始となる予定。

 残念ながら現時点では新車の購入はできないのだが、トヨタ自動車では「生産状況を見ながら追加販売を検討中」としており、半導体供給問題などにより、生産キャパに不確定要素は多いものの、希望は持てる。

 という前振りから「公道初試乗」レポートがスタートするってのも、なにやら今の時代を象徴している。

 どんなクルマかってのは、ま、簡単に言っちゃえばカローラスポーツをベースに、サーキットでの走りを視野に、徹底的に車体剛性を引き上げ、足回りを鍛え、そして、パワーユニットはGRヤリスの直3、1.6Lターボを大きく、重たくなった車体に合わせてパワーアップして搭載した、というクルマ。

 もちろん電制4WDで、トランスミッションは6MTのみ。

 GRヤリスと違って後席ドアがあるし、後席の広さもカローラなのでゆったり。見た目の物々しさのわりに、案外乗り心地は悪くないので後席も一応、ホント一応だけど実用の範囲。シートそのものも、ちゃんとクッション厚もあって座り心地だって悪くない。

■ホットなのに乗り心地もいい

ルーフはカーボン、エンジンフードとドアはアルミで軽量化。235/40R19サイズのタイヤを収める全幅は1850mmまでワイド化されている
ルーフはカーボン、エンジンフードとドアはアルミで軽量化。235/40R19サイズのタイヤを収める全幅は1850mmまでワイド化されている

 走り出すと車体のガッチリ感が実感できる。そうそう、今どきのハイパワーカーは、クラッチだって軽く、渋滞だって気にならないほどのフレキシビリティ。

 足はそれなりに硬いはずなんだけど、車体がしっかりと受け止めているからタイヤがしっかりと上下に動いている。微小入力を車体が受け止め、ダンパーがスッとフリクションなく動くので、不快な突き上げがない。だから「案外」乗り心地は悪くないのだ。

 エンジンは304psにパワーアップされているんだけど、あまりその実感はなかった。GRヤリスより190kg重たく、相殺されているのだろう。いや、もちろん充分強烈で、公道じゃ2速以上で全開なんてできはしないのは言うまでもない。

 でも、そんなパフォーマンスの片鱗を味わいながら走るのが楽しいのよ!!

 トルク配分を任意に後輪寄りや前輪寄りに制御できる4WDモードの違いによる操縦性の差異なんかも、クローズドコースでなければ存分には味わえないけど、公道でもちょっと速めにタイトコーナーを立ち上がってアクセルを踏んでいくと、立ち上がりのラインに駆動配分制御の違いが出ることが体感できる。

 後輪寄りにすると、スッと曲がってリアから押すように立ち上がるのが後輪駆動的で心地いい。

 そんな「特別な」カローラを開発して市販するトヨタの心意気に感謝だ!!

次ページは : ■GRヤリスオーナーである自動車ライター永田の印象は?

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