レクサス版のプラド「新型GX」はクラウンと同じハイブリッドもラインアップし、なによりカッコよすぎる見た目とバカ売れ必至のデキ。じつは内装もかなりイカしているのだ。巨大モニターはもちろんだが、後席の快適性もかなりのモノ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:レクサス
■走行モードは全6種に!! ほぼすべての操作をモニターで
中央に14インチのモニターを設置し、メーターもフル液晶タイプとなった。先日発表されたコンパクトSUVの新型LBXは正方形に近い形状であったが、新型GXはRXなどに近いワイドディスプレイを採用。
ほとんどの操作をモニターで完結すべく、インパネまわりのボタンはエアコンの温度調整やハザードスイッチなど、極限まで物理ボタンを廃したデザインとなっている。
その下にはタイプCのUSBポートを設置し、その下部には置くだけ充電スペースが設けられているようだ。シフト下には4駆の制御をする操作パネル(全6モード)を配するなど、並びは既売のランクル300に近いイメージとなる。
余談だが、RXから採用しているドアシステム「eラッチ」はGXには搭載されていない模様。これは車内から出る際に、従来のレバーを引っ張るのではなく、ボタンでドアが開閉するシステム。おそらくGXの性格上、オフロード走行やもしもの脱出時を考えて、あえて採用しなかったと予想している。
■オフロード機能もハンパなし!! 3連メーターはデジタルで復活!?
ランドクルーザー300やレクサス LXにも採用されているマルチテレインモニターをGXにも搭載。
これはオフロード走行時に役立つ機能で、運転席から死角となる自車の真下や真横の状況をリアルタイムで映してくれるモノ。今回は14インチという巨大なモニターに映し出すために視認性もバツグン!!
かつてこの手のクルマはインパネ中央にコンパスや車両の傾きなどを示す3連メーターが当然のように装備されていたが、新型GXはメーター内に必要な情報を映し出すシステムとなる。イメージとしてはメーター中央に速度、右側に傾きなどを表示するのだ。
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