新型アコードの日本仕様が先行公開された。
北米のミドルクラスセダンマーケットでは、トヨタカムリなどとベストセラー争いを展開する人気セダンだが、日本ではお世辞にも存在感は強くない。
人気車のほとんどがSUV、ミニバンというなか、セダン受難が続いているなかで、果敢にチャレンジする新型アコードがどんな魅力を持っているのか、見ていきたい。
文/ベストカー編集部
写真/奥隅圭之
今やアコードはホンダのフラッグシップ
今年1月に販売終了となったホンダアコードコードだが、昨年11月に11代目となるアコードの北米仕様を発表し、すでに販売していてかなりの人気となっている。
そんななか、9月12日に新型アコードの日本仕様が先行公開された。発売は来春の予定だ。
アコードは1976年に初代モデルがデビュー。ホンダ車ではシビックの上に位置する大衆クラスのセダン&ハッチバックだった。
そのアコードも、シビック同様に時代とともに大型化&クラスアップし、レジェンドが消滅した現在ではホンダブランドのフラッグシップセダンとなっている。
今回は先行公開だから、ボディサイズ、パワーユニットの詳細スペックなどは公開されていないが、ホンダサイドでは大きく進化していることを大々的にアピール。
その進化のポイントは、高級感を増した内外装のエクステリアデザイン、パワーユニット、先進安全装備、コネクテッド技術など多岐にわたる。それでは順に見ていこう。
伸びやかなエクステリアデザイン
まずエクステリアデザイン。先代のロー&ワイドプロポーションを踏襲しながらも、フルLEDの横長ヘッドライトによりワイド感が強調されている。グリル回りも質感が高められている。
一方リアデザインは、シビックとも共通するファストバッククーペを彷彿とさせ流麗なルーフラインが特徴だ。ただしシビックが5ドアハッチバックなのに対し、アコードはトランクが独立したセダンボディだ。
リアコンビも真一文字で非常に質感の高いデザインだ。
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