装備の充実が目覚ましい!!
装備面で目に付くのが安全装備の充実だ。衝突被害軽減ブレーキ(FCM)、車線逸脱警報システム(LDW)、オートマチックハイビーム(AHB)、前進時の誤発進抑制機能(UMS)がセットとなった三菱e-Assistを採用して安全性を高めている。これによりサポカーSワイドに対応しているので、高齢ドライバーにも安心。
運転時の安心要素としては、ヒルスタートアシスト(HSA)も心強い。坂道発進時に一定時間ブレーキを保持してくれるので安心感は絶大だ。
そのほかの装備では、アクセサリーコンセント(AC100V・最大1500W)による給電機能にも注目だ。消費電力の大きい電化製品が使えるこのアイテムは2シーターモデルにオプション設定され、2024年3月生産開始予定となっていて、ほかのモデルよりも少し遅れる。
走りの進化も侮れない!!
エクステリアデザインはフロントグリルが変更された程度で印象は大きく変わらないが、中身は激変。
モーターはミニキャブMiEVのY51型の改良版であるYA1型を搭載。スペックは42ps/20.0kgmと1ps増えただけながらよりスムーズな加速を実現しているという。
そして回生ブレーキを積極的に活用するBポジション時の回生性能を向上させたことで実燃費の向上にも期待できる。
最も変わったのは足回りで、前後のショックアブソーバーの減衰力特性の見直しにより、乗り心地が向上すると同時に、キャビンの揺れも抑制され、大事な荷物への負担を大きく軽減できるという。
バッテリー容量20kWhのみで、グレードは2シーターと4シーターを設定。価格は2シーターが243万1000円、4シーターが248万6000円。
BEV購入では大きなアシストとなるCEVの補助金は、現在申請中でまだ決まっていないもよう(11月末の時点)。
ちなみにミニキャブMiEVのCEV補助金は、車体番号0800200までは41万円、車体番号0800201以降は44万9000円となっていた。ミニキャブEVも給電機能を備えているので同等のCEV補助金となると思われるが、決まり次第三菱自動車、CEV補助金のホームページに掲載されるというから要チェックだ。
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