北米では新型フォレスターの価格も発表されたのだが、日本で販売されている現行型フォレスターだって魅力は依然として色褪せていない。今回、発表された特別仕様車について紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/平野 学、スバル
■シルバーステッチ&ブラックカラーのインテリアが魅力
スバルは2024年4月11日、現行型フォレスターの特別仕様車「STI Sportブラックインテリアセレクション」を発表した。1.8L直噴水平対向4気筒ターボのCB18型を搭載するスポーツグレードのSTI Sportをベースによりスポーティに仕立てた特別仕様車だ。
具体的にはナッパレザー本革シートをはじめ、インテリア全体の質感を高めた仕様となっているのが大きな特徴。STI Sportはボルドーレッドを基調とし、スバル車各車のSTI Sportグレード共通のインテリアカラーとして採用しているが、ブラックで統一している。
主な装備としては、シルバーステッチを採用した前出のナッパレザーブラックシート、同じくシルバーステッチのインパネアッパートリム、ブラック表皮巻インパネ加飾パネルとフロアコンソールリッドを採用。
また、ピアノブラック調のB&Cピラーカバー、フロントビューモニターとスマートリアビューミラーを装着したアイサイトセイフティプラスを備える。
このほか、新規ボディカラーとして「オフショアブルーメタリック」をフォレスターとしては初めて専用ボディカラーとして採用している。
このフォレスターSTI Sportブラックインテリアセレクションの価格は385万円。パワーリアゲート装着車は5万5000円高の390万5000円。
■北米専用ウィルダネスのボディカラーを国内モデルに初採用!
また、同日にフォレスター特別仕様車「Xエディション」と「XTエディション」に専用ボディカラーの「ガイザーブルー」を設定した。
このガイザーブルー、何が特別かというと北米専売グレードのウィルダネスシリーズに採用されているボディカラーなのだ。ウィルダネスは北米で現行型フォレスター、アウトバック、クロストレックの3モデルに設定されている。
ちなみにXエディションは2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERを搭載した「Touring」グレードがベースで、XTエディションは1.8LのCB18ターボを搭載した「Sport」グレードがベースとなる。
ただし、ボディカラーにガイザーブルーを選んだ場合、3万3000円高となる。このあたりは事前確認しておきたいところだ。
新型フォレスターがどうしても注目されてしまうのだが、現行型フォレスターも熟成度は増して買い得感が高められているミドルSUVなのは間違いない。コスパに優れるSUVが欲しいユーザーには今回の特別仕様車は打ってつけだろう。
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