■これに乗る!ホンダ N-WGN(鈴木直也)
●「コレ1台で済ます」ならN-WGN。でも萌えないね…
軽自動車市場は競争が激しいから、だいたい最新作がベストなことが多い。
最近乗った軽の新車では、やっぱりN-WGNが秀逸。ドライバビリティや乗り心地の上質さにはびっくりさせられたし、渋滞ストップ&ゴー機能付きACCが全車標準となるなど、ADAS系の充実ぶりも申し分ない。
だから「コレ一台で済ます」という条件で選ぶと、いまならN-WGNのLターボかな。
ご予算は、ナビなどのオプションを含めて、乗り出し約180万円くらい。昔の軽ほど安くはないけど、内容を考えたらリーズナブルという感じです。
ただ、N-WGNに代表される最新の軽自動車は、実用的にはすっごくよくできているものの、趣味性という点ではあんまり萌えない。
そういう意味で、圧倒的に楽しかったのは、千葉で田舎暮らしをはじめた友人のところにあったサンバー4WDトラック。
もちろん、2012年に惜しくも生産終了となった、スバルオリジナルのリアエンジンモデルだ。
次点はこの軽トラですね。退屈させない魅力がある。
●次点:スバル 6代目サンバー
■これに乗る! ダイハツタント(石川真禧照)
●選ぶならタント。プラットフォームの完成度だね!
最近、2台所有カーライフの人がファーストカーに軽自動車を購入するというケースが増えている……という話を耳にした。確かに次々と登場する軽自動車に試乗してみると納得できる。質感の向上などがよくわかる。
で、実際に購入するならば、最新モデルがいい。理由はまだまだ安全性能などが進化しているので、最新モデルのほうが装備充実だから。
さらにクルマづくりの哲学も新世代に切り替わっている。新しいプラットフォームを採用したクルマは、すべての面で新しい。
この視点でクルマを選ぶと、スズキスペーシア、ダイハツタント、ホンダN-WGN、日産デイズ/三菱eKクロスが候補になる。
このなかで1台というならタントだ。ダイハツ新世代の「DNGA」のプラットフォームの完成度は高く、ハンドリングも高レベル。室内の広さは大型ミニバンに匹敵するぐらいに広い。重要なのはパワーユニットで、ターボが必要。
もう1台を選ぶならスペーシアのオールマイティさを推したい。こちらもパワーユニットはターボ。フルタイム4WDと組み合わせたい。
●次点:スズキ スペーシア
■これに乗る! スズキ ハスラー(吉田由美)
●やはり見た目は大切。ずっと気になるのはハスラー
私は軽自動車にネガティブなイメージを持っていないので、特に「軽自動車だから」ということで選んだことも、選ばなかったこともありません。
「たまたま好きだったクルマがこのクルマ」というだけ。これは私の恋愛スタイルと共通するのかも(笑)。なので、私の愛車遍歴にたまたま軽がなかっただけのことです。
とはいえ、基本的に「クルマは新しいほどよいクルマ」という風に思っています。特に安全装備やエンタテイメント系でいえば、新しいクルマがよいに決まっています。
しかし、それだけではクルマ選びの決め手にはならないんですよね。最新の安全装備は捨てがたいけれど、なんだかんだいってもデザイン……、見た目は大きいです。
そう考えると、私が登場以来、ずっと気になっているのがスズキハスラー。
去年はスズキジムニー推しで、小さいけど機動力のある本格SUVは魅力的。でも自分で乗るには男性的すぎ。そう考えるとやはりハスラー。ボディカラーも可愛いし、デザインも“カッコ可愛いデザイン”。私が買うとしたらこっち!
●次点:スズキ ジムニー
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