【ジムニー、タントなど14者14様!?】もしも世界に軽しかなかったら?

■これに乗る! ホンダ S660(斎藤 聡)

●6速MTで爽快に! 選ぶならS660

 もしもこの世に軽自動車しかなかったら……。それは想像するだけでも怖ろしい。

 ……と思いつつ、素直に何に乗ろうか考えてみた。買うとしたらたぶんS660がいい。ミドシップオープンで、ボディがビックリするくらいしっかり作られている。

「スポーツカーとしてよくできている」と斎藤さん選出のS660

 もちろん6速MT。このMTがまたよくできている。新設計で剛性感もばっちり。ボディも剛性感は普通にスポーツカーで通用するんじゃないかと思えるほど。

 アジャイルコントロールはいらないけれど、それ以外はスポーツカーとしてすごくよくできている。

 ただ、このちょっと大きめの体で乗るにはS660はあまりにタイト。次点も挙げてほしいとのオーダーだったけれど、セットでもう一台はだめ?

 選ぶならデイズハイウェイスターかeK Xの4WD。

 4気筒エンジンの精巧なエンジンフィールが魅力だったスバルR1、R2などにも後ろ髪をひかれるけれど、3台持てるならS660とデイズハイウェイスター/eK Xをセットで買いたい。

●次点:日産 デイズ・三菱 eK

■これに乗る! ホンダ N-WGN(松田秀士)

●自分が“プチ軽キャンパー”になるならN-WGNだ!

 N-WGNだ! ボク自身が“プチ軽キャンパー”になってみたいのだ。そう考えるとN-BOXなどの超ハイト系が望ましいが、やはりそこはレーシングドライバー、最新の進化したハンドリングと乗り味が欲しい。

質感も安全性能も◎のN-WGNを松田さんは選んだ

 さらにプチ軽キャンパーは当たり前のように気が向いたら遠出する。この時、運転支援システムのしっかりした軽を選びたい。

 とすると、ホンダセンシングはこの部分で一歩先を行っている。N-WGNのACCは停車まで速度サポートする渋滞対応だし、LKASはACCとセパレートして機能させることができる。

 さらに、衝突軽減ブレーキは人だけではなく自転車も感知して、減速させる。安全性に死角がないね。

 走行中の室内ノイズが小さく、これホントに軽か? という静けさもポイント。

 さて、じゃあ何と比較して悩んだのか? というと、アルトワークス。めっちゃ軽いし、危なっかしいくらいスパルタンなハンドリングにはぞくぞくする。スローエイジングには、断然アルトワークスなんだけどね。

●次点:スズキ アルトワークス

■これに乗る! スズキ 2代目ジムニー(飯田 章)

●3台所有するジムニー。なかでも2代目モデル!

 この世に軽自動車しかなかったら!

 僕は迷わずスズキのジムニーです。現行モデルのJB64、LJ20(初代)、JA71(2代目第2期)と3台所有するほど愛らしく頼もしいジムニーが大好きで、そのなかでも71シリーズが僕のなかのベストです。

ジムニー3台所有の飯田さん。「転んでも起き上がる根性など使い方は無限大」とぞっこん
ジムニー3台所有の飯田さん。「転んでも起き上がる根性など使い方は無限大」とぞっこん

 軽量コンパクト、シンプル、走りもデザインもパーフェクト。

 転んでも起き上がる根性などなど使い方は底知れぬクルマであり、ファンを裏切らない魅力満載な日本を代表するクルマとして世界にも誇れる1台! 1台だけなら、ジムニー71シリーズで決まり。

 もう1台挙げるならスズキフロンテクーペかな(入手できれば……)。LC10のデザイン、そしてポルシェにも負けず劣らずの走り(笑)。雰囲気ですが……。

 2スト、レスポンスのよさやエンジンをブン回して走る楽しさは格別です。

 というわけで、気がつけばスズキだらけになってしまいましたが、世の中に軽しかないならば間違いなくスズキを選びます。

●次点:スズキ フロンテクーペ

次ページは : ■これに乗る! スズキ ジムニー(竹岡 圭)

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