■これに乗る! ホンダ N-WGN(清水草一)
●走りと居住性とデザインで、N-WGNのターボ
この世に軽自動車しかなかったら、カーマニアはどれを選ぶべきか……。それも1台しか所有できないという前提で……。
う~~~~~~ん。
カーマニアが1台ですべてこなすとなると、走りと居住性とデザインのバランスがよくないとイカン。居住性とデザインだけならムーヴキャンバスでキマリなんだけど、足がフワフワすぎてちょっと走りがキツイ。よってこれは次点。
本命は……。
まだ乗ってないけど、N-WGNのFFターボでしょうか。
なにせデザインがウルトラ原点っぽい。これ以上シンプルにできないだろって感じで、それでいてカジュアルで愛せる気がする。
カーマニアとして、自動車の原点回帰であります。色即是空。ボディカラーは、ガーデングリーンメタと、白の2トーンかな。
N-WGN、走りはとってもいいらしいし、居住性も当然合格。全高も高すぎないので重心はそれなりに低いでしょう。ターボなら加速も問題なし。自動ブレーキ系も大丈夫だ。すべてを兼ね備えている!
●次点:ダイハツ ムーヴキャンバス
■これに乗る! スズキ ジムニー(片岡英明)
●道を選ばないジムニー。これがあれば鬼に金棒
軽自動車の名車といえばスズキのジムニーだろう。間もなく誕生から50年になるが、その間に3度のモデルチェンジしかしていない。
これは基本性能が高く、主張がブレていないことの証だ。軽自動車しか選択肢がないなら、最新の4代目ジムニーを選ぶ。
ジムニーは世界最小の本格派クロスカントリー4WDで、今も強靭なラダーフレームと4輪リジッドアクスルのサスペンションにこだわり続けている。
また、2WDと4H/4L切り替え式の副変速機を備えたパートタイム4WDだから、踏破性能は軟派なクロスオーバーSUVを相手にしない。
地震や台風など、災害時でも高い機動力を発揮するのがジムニーの強みである。
最新モデルはパワフルな3気筒ターボエンジンを積み、脱出性能を高めるための電子制御ブレーキLSDトラコンや横滑り防止装置、ヒルディセントコントロールなども装備する。鬼に金棒の軽自動車がジムニーだ。
次点としての1台は、趣味性の強い360ccの軽自動車から選びたい。長く付き合え、楽しいのは名車の誉れ高いスバル360である。
●次点:スバル360
■これに乗る! スズキ アルトワークス(岡本幸一郎)
●実用性あり、走りも極める。アルトワークスで決まり
旧い中古もアリなら、カプチーノだ。デザインも好みだし、乗って本当に楽しかった記憶がある。
F6A型エンジンはちょっとイジっただけでグーンとパワフルになるし、このサイズでFRというのがイイ! 以前リフトアップして下を覗いた時、軽なのにここまでやるかと唸るほどシャシーがしっかり作り込まれているのを目にして驚いた。
ハンドリングの楽しさも、その甲斐あってのものに違いない。相場はけっこう高めだけど、今ならまだ買えないことはない!
……とはいうものの、家族を乗せることも考えないといけない僕の現実を考えると、やっぱり実用性がないとキビシイ……それでも走りの楽しさはゆずりたくない。
そこでがぜん気になるのがアルトワークスだ。次点というか実質的にはコチラが本命になりそうだけど、実用性もあり、走りも極めたクルマ。充分に速くて、乗っていて楽しい! 乗り心地は硬めだけど、家族には慣れてもらおう。本当はMTを選びたいところだけど、妻も乗ることを考えるとAGSだな。
●次点:スズキ カプチーノ
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