日本ではどっちが売れる?
インテリアデザインも、エクステリアのイメージそのままに、ヤリスはエモーショナルでややビジー、フィットは落ち着いていて適度にオシャレ。居住空間の広さは前述のとおりフィットの圧勝だが、ヤリスはそこでは勝負していない。
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では、総合的にはどっちのデザインが上なのか?
デザインは機能の一部であることを考えると、必要以上にアグレッシブなヤリスよりも、フィットのほうが本質面でまさっている。
ただ、新型ヤリスのデザインの狙いは機能を超えた攻めのイメージ作りにある。GRヤリスの攻めに攻めたクルマ作りを見ると、狙いの本丸はここにあるんだなと納得させられる。
いっぽうのフィットは、日本国内ではともかく、新興国では平凡で刺激が足りないとなるかもしれない。
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侮れないトヨタの販売力
では、新型ヤリスと新型フィット、国内ではどっちが売れそうか?
素直に考えれば、居住性で断然まさるフィットが勝って当然。新型ヤリスの実物を見た時、個人的には「これはヤリスギだ!」と思った。
が、トヨタの販売力は、その程度のハンデをものともしなかったりする。アクア対フィット(3代目)の戦いも、居住空間ではフィットの圧勝だったが、販売はアクアが大きく上回った。
つまり国内での売れ行きは、順当ならいい勝負。ヘタすると攻めのヤリスが勝ってしまうかもしれない。トヨタにはアクアもいるんだけどねぇ。
★ ★ ★
最後に個人的な好みですが、シンプルなフィット支持です。買うならバリエーションは「NESS」の2トーン。ルーフとリアピラーがライムグリーン、ボディカラーは白やシルバー、黒という組み合わせがメインだが、センスを感じます。
インテリアにもライムグリーンが差し色で使われていてオシャレさん!
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