軽SUVとして一躍大人気となったハスラーがフルモデルチェンジし、2020年1月20日から発売された。すでに受注は2万台を超えていると言われており、初代に続き大ヒットの様相を呈している。
そんな新型ハスラーの独走を止めるべく、ダイハツが送り出すのが、2020年1月10日の東京オートサロンで発表された新型軽クロスオーバー「タフト」だ。
今回は、そんな気になる新型車「タフト」とはどんなクルマなのかを紹介したい。
文・写真/ベストカー編集部
初出/ベストカー2020年2月26日号
【画像ギャラリー】打倒新型ハスラーなるか!? ガチンコ対決のタフト&ハスラーを比較!!
■最新プラットフォーム「DNGA」と新型エンジン採用で打倒ハスラーを狙う
ダイハツの新型軽クロスオーバー「タフト」がついに初公開された。東京オートサロン2020で公開されたのは「タフトコンセプト」のネーミングでコンセプトカーではあったが、ダイハツは市販モデルの「タフト」を年央に発売すると公表。その市販モデルは、ほぼこのコンセプトモデルの姿のまま登場することになる。
ダイハツは軽クロスオーバー市場にキャストアクティバを2015年に投入したが、スズキ「初代ハスラー」の独壇場が続いてきた。そこで2019年末2代目へと一新したハスラーのさらなる独走を阻止するために発売されるのがこのタフトだ。
タフトはタントで新開発されたDNGAプラットフォーム車の第二弾となり、エンジンもタントと同じ新開発の658cc直3NAとターボを搭載。これにダイハツ独自のD-CVTが組み合わされ、優れたドライバビリティを発揮するのは間違いないところ。
内装はハスラーに比べると落ち着いたデザインだが、コンセプトカーを見た印象では高い質感を感じさせるもの。ラゲッジは後席を格納するとフラットになり、大きな荷物も積みやすくなる。
利便性にも優れたタフトは、日常生活からレジャーまで活躍するモデルとして登場。現時点で販売筋の情報によれば、デビューは7月上旬の見込み。発売に先立ち6月の受注開始が予想される
■市販モデルのカスタマイズ仕様も注目!
●コペンGRスポーツ カスタマイズver.(カスタマイズ仕様)
TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初となる軽オープンスポーツの「コペンGRスポーツ」をベースに、サイドスポイラーをはじめとした市販のGRパーツや、ダイハツ車のトータルチューニングブランドである「D-SPORT」が発売するカーボンパーツなどを装着。
●ロッキー スポーツスタイル(用品装着仕様)
全長4m未満というコンパクトなSUVとして、2019年11月に登場したダイハツ「ロッキー」。このロッキーをベースに、すでに市販されている純正パーツのフロントロアスカート、サイドストーンガード、大型バックドアスポイラー、フードストライプなどの外装パーツや、インテリアパネルパックなどの内装パーツなどを装着したモデルも東京オートサロンに出品された。
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