クロスオーバーSUVの優れモノ
●マツダ CX-5
2025年に新型が海外で公開されたマツダ製クロスオーバーSUVのCX-5。
日本国内では2026年の販売開始が予想されていて、その時には現行モデルが先代という扱いになる。
今回は、その現行CX-5のプチラグジュアリーカーとしての魅力を考えたい。
現行型2代目CX-5の販売開始は2017年で、先代よりも前後トレッドが10mm広いにもかかわらず、全高と全幅は同一に設定し、狭い日本の道路でも運転のしにくさを感じさせない。
もともと評価の高かった室内空間もさらに洗練され、ミドルサイズのクロスオーバーSUVであっても余裕を感じさせる。
実際、この2代目CX-5の人気は高く、発売から8年が経過した2025年でも、1~8月に最も売れたマツダ車はCX-5だった。
エンジンバリエーションの豊富さもCX-5の魅力であり、特に3代目では廃止される方針にあるディーゼルエンジン仕様が用意されているのがポイントだ。
すでに2代目CX-5の中古車は市場に流通していて、100万円台の個体も多い。
これなら、予想よりも安価にプチラグジュアリーカーを入手できる可能性も高いだろう。
ハッチバックならこのモデル
●レクサス CT
ミドルサイズのハッチバック車とラグジュアリーのイメージは結びつきづらいかもしれないが、ここで紹介するレクサス CTは、プチラグジュアリーカーと呼んでも差し支えない内容を誇っている。
まずは販売元がレクサスであることで、トヨタの高級車ブランドとなるレクサスのクルマということ自体にラグジュアリー感がある。
CTのリリースは2011年であり、トヨタのプリウスやカローラと共通のプラットフォームにハイブリッドのパワーユニットが搭載された。
とはいえ各部は強化され、内装や装備もプリウスに比べて豪華になった。
当初は、レクサスにしてはややチープな内装との声もあったが、2017年のマイナーチェンジで大きく改善され、実際に顧客満足度も上がったという。
CTは2022年まで販売され、2代目のモデルは登場していない。
現在中古車市場で流通しているCTの価格にはかなりの幅があり、350万円を超えるケースもあるが、比較的リーズナブルな価格で購入できる個体も存在している。
新車ではなかなか手が出しづらいプチラグジュアリーカーだが、中古であれば話は別。
この機会にいろいろ調べてみれば、掘り出し物のプチラグジュアリーカーを見つけられるかもしれない。
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