洗練されたスタイルと実用的なサイズが好評のメルセデス・ベンツCLAシリーズに、新たなスポーツモデル「メルセデスAMG CLA 35 4MATIC」が登場。
同モデルは、AMGエントリーとなる「35」シリーズの最新作でもある。ベースとなるCLAとの違いを含め、紹介したい。
文:大音安弘、写真:メルセデス・ベンツ日本
【画像ギャラリー】クーペとワゴンどちらを選ぶ!?メルセデスAMG CLA 35 4MATIC
日常からの楽しめる!エントリーAMG
メルセデス・ベンツ日本は、2020年2月27日、コンパクトな4ドアクーペである「CLAクーペ」とコンパクトなワゴンである「CLAシューティングブレーク」に、新たなスポーツモデル「メルセデスAMG 35 4MATIC」を設定し、同日より予約注文の受付を開始した。
価格は、4ドアクーペが 685万円。シューティングブレークが695万円。いずれも右ハンドル仕様のみとなる。

メルセデスAMGの「35シリーズ」は、AクラスなどのFFプラットフォームに展開されるAMGのエントリーモデルだが、全面的にチューニングが施され、高いパフォーマンスを発揮するスポーツモデルへと仕立てられている。
さらに同シリーズの特徴、サーキットよりも公道での運転する楽しさが追求されているのも大きな特徴だ。

大人なAMGを演出する控えめなエアロ
ストリート重視のモデルだけに、エクステリアは、AMGラインをベースとした大人な仕上げだ。しかし、各部にAMGモデルである特徴を盛り込むことで、しっかりとAMGラインと差別化を図る。
フロントマスクは、AMG特有のツインブレードタイプのフロントグリルを装着。バンパーにも、専用のシルバークローム製のスプリッターやエアインテーク装飾用のフィンなどによる力強いデザインを採用する。

リアセクションでは、スポイラーを追加。クーペではリップスポイラーを、シューティングブレークでは、ルーフスポイラーをそれぞれ装着する。
またリヤバンパーも専用デザインとなり、大型ディフューザーとクローム仕上げのデュアルエキゾーストエンドが内蔵され、よりグラマラスなスタイルに改められた。
