ホンダ プレリュードの復活で再注目されている「クーペ」。なかでもハイパフォーマンスクーペは、メーカーが自社の技術力を最大限に投入して発表される自信作。ここでは各時代を彩った珠玉のハイパフォーマンスクーペをご覧いただこう。
※本稿は2026年2月のものです
文:片岡英明、永田恵一(車両解説)/写真:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※歴代モデルの登場年は初代の登場年のみ記載
日本の先祖となるスーパーカー2000GT
カーマニア羨望のハイパフォーマンスクーペは、メーカーが技術の粋を集めて開発し、送り出した珠玉の作品だ。イメージリーダーと位置付けられ、その多くは流麗なボディをまとっている。パワーユニットなどにも高度な技術を積極的に採用した。
その最初の作品と言えるのが、1967年に鮮烈なデビューを飾ったトヨタ 2000GTとロータリーエンジン搭載のマツダ コスモスポーツだ。どちらも個性的なフォルムの2人乗りスポーツカーで、クラス最高レベルの実力を誇っている。
直6搭載が最大の魅力だったスカイラインGT-R
1969年には日産がスカイラインGT-RとフェアレディZ432を送り込んだ。長いボンネットには日本初の直列6気筒DOHC4バルブユニットを収め、レースでも大暴れする。
北米市場で人気の高いZは、2.4Lエンジンの240ZにGノーズ装着の240Z・Gも投入した。が、1970年代半ばには排ガス規制で一気に仲間を減らしている。
排ガス対策が一段落した1980年代にハイパフォーマンスカーは、ターボや燃料噴射装置などを得て甦った。1990年代を前に税制も変わったからワイドボディのクーペが増えてくる。
フェラーリをターゲットにしたミドシップスポーツが日本から
ホンダは日本初のミドシップスポーツカーのNSXを、三菱は新世代のGTOを市場に放った。GTOやR32以降のGT-Rは、革新的な4WDスポーツの代表だ。
が、コンベンショナルなFR方式のハイパフォーマンスカーも生き残りをかけて高性能化を図った。スープラを筆頭に、RX-7やユーノスコスモなどは独自の世界を創出している。
インプレッサにもクーペモデルあり
このジャンルはマルチシリンダーを条件としていたが、4WDとターボの助けを借りて4気筒でもハイパフォーマンスを実現したのがインプレッサSTIのクーペ版たる「22B」だ。
21世紀には第2世代NSXが登場。そしてトヨタがレクサスとGRブランドでハイパフォーマンスカーの新境地を切り開いている。
【画像ギャラリー】ハイパフォーマンスクーペの歴史はメーカーの技術力の歴史!! 高性能を見せつけた各社ハイパフォーマンスクーペ(24枚)画像ギャラリー




























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