この春からついに運転デビュー! 意気揚々と走り出したものの、目的地に着いて冷や汗をかく……。そう、ドライブ最後の関門にして最大のラスボスが「車庫入れ」だ。バックモニターを見ても距離感がつかめずパニックになるのは、ビギナー誰もが通る道。でも大丈夫。今回は、教習所では教えてくれない「一発で決めるための超基本」を3つの切り口で分かりやすく伝授しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=xiaosan@Adobestock)
【画像ギャラリー】駐車で「詰んだら」この手で回避せよ!(7枚)画像ギャラリー自分じゃなくて「クルマのお尻」をイメージ! バックを開始する位置を遠くへ
まず見直したいのが、そもそもバックを始める場所が近すぎるという点だ。「あそこへ止めよう」と目標の駐車枠を決めてから、最初にクルマを停めてバックにギアを入れる位置が、ターゲットに対して手前すぎる人が意外と多い。
この状態でハンドルを切っても、クルマが枠に対して急角度になりすぎて、どう頑張っても隣のクルマにぶつかりそうになってしまうのだ。コツは「もっと遠くへ」行くこと。自分が思っているよりも、目標の駐車枠から離れた位置までクルマをしっかり進めてから止まろう。
このときの主役は自分(運転席)ではなく、あくまで「クルマのお尻」だ。バックしたときに、クルマのお尻がスムーズに枠へ吸い込まれるようなラインを、離れた場所からイメージしてハンドルを切り始めよう。
この時、ひとつだけ注意したいのがクルマの前方。ハンドルを切ってバックを始めたとき、自車の鼻先が前に止まっているクルマに接触しないかどうかは確認すべし。
カメラ信者は卒業せよ! 両側のサイドミラーで距離をつかむ
いよいよバックを始めるわけだが、この時は両側のサイドミラーをフル活用したい。最近のクルマはバックカメラが優秀すぎて、ついつい画面だけを凝視しがち。でも、カメラは広角レンズだから距離感が歪んで見えるし、なにより「クルマの横」が映らないのが弱点だ。
後方に歩行者などがいないかを確認したら、まず左右のサイドミラーを見る。自分のクルマは斜めの状態のはずだから、ミラーを使って隣のクルマ(柱や壁の場合もある)との位置関係をつかもう。その情報を実際の目視と組み合わせながら、自分のクルマのお尻を駐車スペースに入れていく。ハンドルを切ってバックするので、曲がる軌跡の内側に留めてあるクルマの鼻先にボディを擦らないか注意しよう。
狙った位置にお尻が入ればもう駐車は8割がた完了したも同然。カメラは最後、後ろの壁にぶつからないように寄せるための「補助」として使うだけで十分なのだ。
【画像ギャラリー】駐車で「詰んだら」この手で回避せよ!(7枚)画像ギャラリー窓を開けてリセット! 「まっすぐ」を確認する最終手段
もし途中で「あれ? クルマ曲がってないかな?」と不安になったら、恥ずかしがらずにサッとドアを開けたり窓から顔を出したりして、直接確認してもOKだ。クルマが曲がっていないか、駐車枠に対して白線と平行になっているかを自分の目で確かめるのは、ベテランだってやる確実性の高いテクニックである。
窓を開けて地面や白線を直接見れば、ハンドルをどっちにどれだけ修正すればいいか一発で分かるはずだ。何度も切り返してパニックになるより、一度しっかり前に出てラインを作り直したり、窓を開けてリセットしたりするほうが、結果として早く、安全に停められる。
ちなみに最近のクルマは、ドアを開けると自動でパーキングブレーキがかかるものもある。そんな時はブレーキをリリースするか「窓開け派」を実践すべし。
愛車の仕様を駐車がサクッと決まれば、春のドライブはもっと楽しくなる! 楽しい1日を祈る!
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