歴代レガシィ&レヴォーグ 再試乗で知る価値と魅力 これぞスバルの真髄!!

■カピバラ永田の2代目レガシィこそサイコーだ!(TEXT/永田恵一)

 我が家に最終モデルとなる2代目レガシィツーリングワゴンGT-Bがやってきたのは1998年4月のこと。

 私が運転免許を取ったのもあり、「家のクルマを買い換えよう」という話になった。そこで、当時18歳の私は当時それこそWRCメイクス3連覇もあり、初代インプレッサがやたらカッコよく見えたのに加え、スキーエキスプレスにしたいという気持ちもあって一石二鳥のWRX STiバージョンのスポーツワゴンを主張。

 しかし、これはMT車のみということで却下になり、一家が当たり障りなく使えるレガシィのATに落ち着いた。

レガシィツーリングワゴンは当時本当に輝いていた。キャリアとスタッドレスタイヤでスキーエキスプレスにもしたが、写真の時だけだったような気もする

 誰でもそうだと思うが、当時は現在40歳の私とはいろいろな意味で別人のようにクルマに対するエネルギーがあったうえに、ガソリンが安かったのもあり、このレガシィに乗りまくり、「レガシィは遠くに行っても楽だなあ」などとわかったようにグランドツーリングを堪能した。

 コイツとの別れは突然で、27歳の時に自分のミスで起こした追突事故で廃車に。しかし、コイツはクルマの最後の仕事のひとつといえる「守る」という使命をシッカリとまっとうし、私はケガをすることもなく、今無事に仕事ができている。だから今生きているのは「BGに守られた命」であり、たまに思い出すと涙が止まらないのだ。

【画像ギャラリー】レガシィB4も2020年6月22日をもって受注終了! 思い出のレガシィツーリングワゴンをもう一度

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