新型スバルWRX 新型スカイライン… 日本のスポーツカーの最新スクープ情報をお届け!

 新型コロナウイルスの影響で、自動車業界の動きは止まったままだが、収束後に向けて数多くのニューモデルがスタンバイしている。

 そのなかで、不毛といわれた日本のスポーツカー市場だが、一転、かつてないほどの盛り上がりをみせている。

 そこで、本企画では、2020年から2021年にかけてデビューが予想される、スポーツ&GTのスクープ情報を取り上げる。

 はたして、どんなスポーツ&GTが登場するのか、今掴んでいるすべての情報をお届けしていこう!

文/ベストカー編集部
写真/ベストカーWeb編集部
CGイラスト/ベストカー編集部
初出/ベストカー2020年5月26日号

【画像ギャラリー】お、カッコいい! これから出る日本のスポーツ&GTを写真でチェック!


活況をみせるスポーツ&GTの未来は明るい!

 長いトンネルを抜けて、ようやく期待できる動きが見えてきたスポーツ&GTカーのカテゴリー。特にトヨタ/レクサスは豊田章男社長の指示のもと、今後、矢継ぎ早に魅力的なモデルを投入してくる。

 トヨタ系以外で目立つ動きといえば、やはり日産だろうか。現行型デビューから6年、ようやく新型スカイラインがその姿を見せる。

 パフォーマンスに振られたe-POWERを搭載するというから、その登場が楽しみだ。スポーツ&GTカーカテゴリーはますます面白くなる。

 ただし、今後、コロナウイルスの影響で、変更されるかもしれないので、ご了承ください。

GRスーパースポーツ/1100ps超のロードゴーイングレーシングマシン

■2021年1月デビュー予定

レーシングマシンと同じカーボンモノコックを採用。ドライバーはホイールベースの中央付近に座ることになる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 魅力的なモデルを多く販売するトヨタ、GRブランド。その頂点に位置することになるのが、このGRスーパースポーツだ。

 ミドに搭載される2.4LのV6ツインターボ+モーターが後輪を駆動し、さらに独立したモーターがフロントを駆動する4WDマシンで、システム出力は1100psを超えるというから、凄まじい。

 WECで戦うレースマシンと同等のサスペンションパーツなども使用しているため、価格は2億円とも3億円ともいわれているが、販売台数は限定ではない(予定)。

スープラGRMN/ボディ剛性向上&軽量化「本気のスープラ」

■2021年11月デビュー予定

GRモデルに共通する大きなエアダムで迫力のある外観に。3ペダルMT設定もあるかもしれない(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 2020年4月28日に一部改良され、北米仕様と同様に3L、6気筒ターボ車のRZが340psから387ps(500Nmのトルクは同じ)へパワーアップし、ベストカーがかねてより存在を伝えていたGRMNモデルはどうなるかと心配している読者も多いことだろう。

 だが、安心してほしい。今掴んでいる情報ではスープラGRMNは確実に出る。GRMNモデルと出力アップ版の違いは、ボディ剛性の向上、そして軽量化。

 それだけでも走りのキャラクターは変わるが、やはりというべきかエンジンにも手が入り、最高出力は420ps程度にまで引き上げられる。おおいに期待してほしい。

3L、直6モデルの最高出力が340psから387psにパワーアップ。写真は2020年10月頃に発売される特別仕様車RZ ホライゾンブルーエディション

新型V38型スカイライン/美しく、力強く、これが新型スカイライン

■2021年12月デビュー予定

2018年のデトロイトショーに出展された「Qインスピレーション」が、新型スカイラインのスタイルベースとなる。力強く、それでいて美しい(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 多くのニッポンの日産ファンが待ち望んでいるのが、新型スカイラインだろう。V37型のデビューは2014年2月なので、すでに6年が経過している。

 2019年のビッグマイナーチェンジでハイブリッドにプロパイロット2.0が搭載されたほか、待望のV6、3Lターボ搭載モデルが国内投入されるなど、話題性はあったが、やはりスカイラインのフルモデルチェンジは待ち望まれている。

 次期型もやはりインフィニティQ50との共通モデルとなるが、それだけにグローバルのプレミアムスポーツセダンとして力を込めた開発となる。

 注目はパワーユニット。日産は中期計画で「2022年までにEVを5モデル、e-POWERを5モデル」投入するとしていることに加え、インフィニティは今後のニューモデルをすべて電動化すると明言している。

 そう、新型スカイラインは2L、直4のVC(可変圧縮比)ターボエンジンを発電用とした前後2モーターe-POWERを採用することになる。

 VCターボは高熱効率域を幅広い回転域で実現することが可能で、効率的にハイパワーモーターを駆動できる。

 新型スカイラインに搭載されるモーターは前後合わせて435ps/71.4㎏mを発揮するというから、その動力性能は5Lターボ並み。走りのインパクトも大きい。

パワーユニットはVCターボ+前後2モーターのハイパフォーマンスe-POWERとなる。システム出力は435ps/71.4kgm(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)

新型スバル WRX S4/新プラットフォームで走り、際立つ

■2021年4月デビュー予定

新型WRX S4は新型レヴォーグと同じデザインテイストを持ったアグレッシブな外観となる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 バランスのよさで高い評価を受けるWRX S4が2021年4月にフルモデルチェンジする。

 搭載されるエンジンは新開発の水平対向1.8L直噴ターボ(200ps)と、270ps前後の出力が予想される2.4Lターボ。

 スバルグローバルプラットフォーム・SGPは第二段階に入り、フルインナーフレーム構造でより高いボディ剛性を実現する。

 SGP+フルインナーフレーム構造を採用する車体構造により、高いシャシー性能を実現。ハンドリングのよさは安全にも大きく寄与するという。

 さらに走り好きにとって嬉しいのは、スバル初の電子制御ダンパーだ。これは新型レヴォーグに初採用されたものだが、ダンバー内部のバルブを電動でコントロールすることで、オイルの流量を変え、ダンバーの固さを調整するもの。

 さらにスイッチ1つで、乗り心地を重視したモードから、ひとりで走りを楽しみたい時にスポーティモードにできるモードを持つ「ドライブモードセレクト」も採用する。

 アイサイトの進化はすでに伝えられているが、具体的にはステレオカメラに加えて4つのレーダーによる360度センシングを実現しており、右左折時の歩行者や自転車に対するブレーキ作動や右直衝突に対するアラートなどにも対応しているという。

 また、高精度マップ&ロケーターを採用したことで自車位置特定を可能とし、カーブ前の減速支援や渋滞時のハンズオフにも対応する。

レクサスIS F&LC F/高性能の証、「F」の称号が与えられる2台

■IS F 2020年10月デビュー予定

ビッグマイチェンで顔つきの印象がよりシャープになるIS。「F」は当然、大迫力の外観になる(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 先代にはあったが現行型には設定がないISの「F」モデルが10月のビッグマイチェンで追加される。

 搭載されるエンジンは481ps/54.6kgmを発生するV8、5LNA。今や貴重な大排気量NAの魅力を、とくと味わいたい。

 一方、LC Fはベースモデルの500がすでに5LのV8、NA(477ps/55.1kgm)を積んでいるため、「F」モデルはさらに過激なエンジンを積む。

 新開発の4L、V8ツインターボがそれで、出力は670ps/66.3kgmというから、なんとも凄まじい。

■LC F 2021年11月デビュー予定

ド派手な外観に670ps/66.3kgmを発生する過激な4L、V8ツインターボを搭載するLC F(CGイラストはベストカーが製作したもの)

カローラスポーツGRMN/ゴルフRを追撃する本気のカローラスポーツ

■2020年秋~2021年春頃デビュー予定

GRヤリスと同じ272ps/37.7kgmを発生する直3、1.6Lターボを搭載するカローラスポーツGRMN(CGイラストはベストカーが製作したもの)

 ワゴンのカローラツーリングに限定500台で発売された2000リミテッドというホットモデルがあるのだから、よりスポーツ走行に適したハッチバックボディのカローラスポーツにも当然ホットモデルが用意されるのは当然の流れだろう。

 現在、カローラスポーツGRMNは、開発中という情報が入っている。デビュー時期は2020年秋から2021年春頃になる可能性が高い。

 やはり注目は、GRヤリスと同じ直3、1.6Lターボが搭載されるということ。272ps/37.7kgmの出力に電制カップリングを使った最新の4WDシステムで、VWゴルフR(310ps/40.8kgm)に迫る速さをみせる。トランスミッションは6速iMTが組み合わされる。

2020年5月13日に発表された限定500台の特別仕様車カローラツーリング2000リミテッド(発売は6月1日)は170ps/20.6kgmの2L、直4エンジンにパドルシフト付き10速スポーツシーケンシャルシフトマチックを組み合わせている 

ヤリスGRスポーツ/欧州仕様の3ドアボディが魅力的

■2020年10月デビュー予定

GRヤリスとの外観上の差はほぼない。価格は230万円ほどか

 スポーツのカテゴリーでNEWモデルの話をすると、何度も登場するGRヤリスの名。それだけ高性能なのだが価格は396万円〜と安くはない。

 そこでもうひとつの選択肢として薦めたいのが、1.5LのNAエンジンを積むヤリスGRスポーツ。

 出力こそ120ps/14.8kgmと標準ヤリスと同じだが、ボディはGRヤリスと同じ3ドア。キビキビとした走りが楽しめそうだ。トランスミッションは発進ギア付きCVTが組み合わせられる。

LCコンバーチブル/V8搭載の国産最強のオープンモデル!

■2020年6月27日デビュー予定

BMWなどの欧州オープン勢と比べても見劣りしない外観

 レクサスのフラッグシップクーペ「LC500」に、待望のオープンモデルが加わる。レクサスは2020年6月27日、レクサスLCを一部改良すると同時にオープンエアモデル「レクサスLCコンバーチブル」を追加設定して発売する。

 すでに2020年4月24日から先行予約の受付をスタートさせている。同コンバーチブルはLCをベースにルーフをソフトトップにした2シーターオープンエアモデルで、シート後方に太くラウンドした丸いバーでカコミルーフ部分を補強している。

 全長4770mm、全幅1920mmはLCと同じ。パワーユニットは5L、V8のガソリンNAエンジンのみを搭載。

 「LC500コンバーチブル」1グレードのみで車両本体価格は1500万円程度。LC500の最上級グレードであるSパッケージに比べると約100万円高い設定になる見込み。

 エンジン性能は、最高出力477ps/55.1kgmでLC500と同じだが、メタルルーフを取り外したぶん、軽量化で抜群の加速性を発揮できる仕立てをしている。

 ボディカラーは9色でLCに比べると「テレーンカーキーメタリック」と「ブレージングカーネリアンコントラスト」の2色が加わる他はほぼ同じとなる見込み。

 従来のクーペモデルであるLC500(5L、V8)とLC500h(3.5L、V6ハイブリッド)はサスペンション、足回りの手直しで剛性向上を中心に改良し、より走りのポテンシャルアップを図る。

オープン化されたことで、より艶やかな印象も増したLCコンバーチブル

シビックタイプR改良型/細かな改良が極上の速さを生み出す

■2020年8月デビュー

車体側では遮音材の省略などにより13kgの軽量化をして合計23kgの軽量化を実現。専用チューニングのサスペンションを採用し、さらに究極の操縦性を追求した。写真は200台限定のサンライトイエローのリミテッドエディション

 日本が誇る最速FFモデル、シビックタイプR。現在モデル切り替えに伴いカタログ落ちしているが、2020年8月に待望の改良型が登場する。

 今回行われる変更点は、1:グリル開口部面積の拡大によるエンジン冷却性能向上。2:ブレーキディスクが1ピースタイプから2ピースタイプに。3:アダプティブダンパーの制御変更で、旋回性アップ。4:グリップ感を追求し、ステアリングにアルカンターラ採用などが主な内容。

 エンジンスペックは特に変更されていないと公式にはアナウンスされている。320ps/40.8kgmの2Lターボは必要十分なパフォーマンスだ。

 98スペックRの2代目インテRなどに設定されていたサンライトイエローを纏った新型シビックタイプRは世界1000台、日本限定200台のリミテッドエディションも発売される。

1本あたり2.5kg軽量化された専用BBS鍛造アルミホイールを装着し、タイヤはオリジナルのコンチネンタルスポーツコンタクト6に代えてミシュランパイロットスポーツカップ2を履く

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