今なお高い人気を誇る日産スカイラインGT-R(BNR34)に、IMPULの新型フロントバンパーが登場した。伝説の「GTバンパー」のデザインDNAを受け継ぎながら、ワイドなエアインテークや純正フェンダーとの一体感を追求。価格や適合車種も含め、その魅力を詳しく見ていく。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
伝説の「IMPUL GTバンパー」が現代に復活! BNR34の顔つきがさらにレーシーに
日産スカイラインGT-R(BNR34)のカスタムシーンに、気になる新作が登場した。ホシノインパルが「SKYLINE GT-R(BNR34)用 IMPUL フロントバンパー」を2026年9月10日から発売・受注開始したのである。
BNR34といえば、1999年の登場から四半世紀以上を経た今も世界中にファンを持つ日本を代表するスポーツカーだ。そんな名車に対して、IMPULが打ち出したのは単なるイメージチェンジではない。かつて同社が手掛けた「IMPUL GTバンパー」のデザインエッセンスを受け継ぎながら、現代のBNR34に合わせて造形を進化させた新世代のフロントバンパーだ。
今回のバンパーでまず目を引くのが、フロント中央の大胆な開口部である。IMPULは、かつてのGTバンパーを思わせる象徴的なデザインを踏襲しつつ、BNR34本来の精悍なスタイリングとの調和を追求。往年のIMPULらしさを残しながら、現代的なエアロパーツとしてまとめている。
さらに注目したいのが、中央部に設けられたワイドエアインテークだ。リリースでは、インタークーラーの冷却効率を最大限に引き出すことを狙った開口部と説明されている。
つまり、迫力ある見た目だけを狙ったエアロではない。BNR34の高性能を支える「機能」をデザインに取り込んでいる点が、この製品の面白さだ。
もうひとつのポイントが、バンパー両端のサイドインテーク/ダクトとシャープなエッジライン。フロントバンパーだけでデザインを完結させるのではなく、純正フェンダーへとラインが連続するような造形とすることで、低くワイドに構えたスタンスを強調している。
BNR34のカスタムでは、とにかく派手にするよりも、もともとのデザインとのバランスが重要になる。その意味で、純正フェンダーとの「つながり」を意識した今回の造形は、GT-Rオーナーにとって気になるポイントだろう。
価格は25万3000円。NISMO Z-tuneは適合外
商品はFRP製・未塗装で、希望小売価格は25万3000円(税込)。税抜価格は23万円で、塗装代と取付工賃は含まれない。適合はBNR34全車だが、NISMO Z-tune装着車は対象外となる。
購入・取り付けについては、Garage IMPUL世田谷ショールームと全国の日産販売会社で対応する。
ここで興味深いのは、IMPULの公式サイトに掲載されている従来の「IMPUL GTバンパー」が現在は生産終了となっていることだ。公式サイトでは旧GTバンパーがBNR34用エアロダイナミクスシステムの一部として紹介されており、今回の新製品は、その歴史を現在のBNR34にもう一度つなぐ存在ともいえる。
25年以上の時を経てもBNR34が愛され続けるなか、純正のスタイリングを大きく壊すのではなく、IMPULが培ってきたGTスピリットを加えていく。今回の新型フロントバンパーは、そんな「名車を現代でも楽しみ続ける」というBNR34カスタムのひとつの答えなのかもしれない。
ただし、未塗装FRP製品なので、本体価格だけで装着が完結するわけではない点には注意したい。購入を検討するなら、塗装や取り付けを含めた総額を事前に確認しておきたいところだ。
BNR34オーナーにとってはもちろん、往年のIMPUL GTバンパーを知る世代にも刺さりそうな今回の新作。伝説のデザインDNAが、現代のGT-Rでどんな表情を見せるのか。これは実車でじっくり見てみたい一台である。

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