ハリアー初の全店販売で4系列店の反応は?
【証言1:首都圏トヨペット店営業関係者】
トヨペット店は3代目までハリアーの専売店だったので、膨大な代替え母体を抱えており、当面は既納ユーザーの買い替え促進で充分にカバーできる状況にある。先行予約の開始も5月上旬と早めにスタートしたので、今のところ全体の半分以上のシェアとなっている。
5月からRAV4も扱い車に加わったので、相乗効果で受注ピッチに加速がついている状況にある。立ち上がりは最上級の「Zレザーパッケージ」の売れ行きが最も多く、納期は11月末になっている。
今後はノーマルシート仕様の「Z」や「G」あたりが次第に多くなると予想している。値引き額は車両本体15万円、オプション&付属品は総額の10%引きと決めてワンプライスで販売するようにしている。
【証言2:首都圏トヨタ店営業担当者】
トヨタ店はランドクルーザー、ランドクルーザープラド、FJクルーザーの専売店だったので、当面はこれらの周辺ユーザーからの代替え促進からスタートさせている。
新型ハリアーと同時にRAV4も扱えるようになったので両モデル睨みで進めているが、やはりモデルがより新しい新型ハリアーの方が圧倒的に引き合いは多い。4系列店の取り合いで、日毎に納期が先送りされている状況にある。
【証言3:首都圏カローラ店営業担当者】
カローラ店はネッツ店とRAV4が併売となっていたので、こちらの上級シフトユーザーから代替え促進を目指していきたい。RAV4が現行モデル発売後2年目に入り、需要が一巡期を迎えているので、新型ハリアーが販売できるのはありがたく思っている。
【証言4:首都圏ネッツ店営業担当者】
ネッツ店はカローラ店とRAV4を併売して来たので、こちらの周辺ユーザーから開拓しており、好調なスタートを切っている。ただ、今後4系列店同士の競合が激化し、乱売が加速する可能性があるので心配している。
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