新型ヤリスが売れている理由「居住性よりも走り!!」 危険な賭けに勝った!??


購入時の注意ポイント

 荷室の床面積は大差ないが、ヤリスではリアゲートを寝かせたために背の高い荷物も積みにくい。

 運転感覚では、ヤリスが前述のようにサイドウィンドウの下端を後ろに向けて大きく持ち上げたから、ドライバーの後方視界も悪化した。

ヴィッツとほぼ同等のラゲッジ容量を確保しているが(209~270L)、リアゲートの傾斜がきついので、高さのあるものを搭載する場合は工夫が必要

 最小回転半径は、ヴィッツでは14インチタイヤが4.5~4.7m、15インチは4.8mだったが、ヤリスは14インチが4.8m、15インチは5.1mと、後方視界に加えて、小回り性能も少し悪くなった。

 以上の変化を踏まえると、ヴィッツからヤリスに乗り替える時は、後席の快適性と乗降性、荷物の積みやすさ、後方視界と小回り性能に注意したい。後方視界などは、縦列駐車や車庫入れを行うと、ヤリスがどの程度劣化したかを把握できる。

後方視界、最小回転半径などを試すには試乗して車庫入れをするのがベスト。特にヴィッツオーナーはその違いがよくわかるハズ
ボディサイズはほぼ同じなのに、デザインの関係で室内長、室内高が短くなっているのに注目。そのいっぽうで室内幅は大幅増

ヤリスでは1.5Lエンジンを刷新

ヤリスの1.5L、NAと1.5Lハイブリッドは、新開発のダイナミックフォースエンジンとなった。直4から直3になったが、チープになったわけではない

 いっぽう、ヴィッツからヤリスに刷新されて向上した機能も多い。その代表は走行性能と乗り心地だ。

 直列3気筒1Lエンジンは従来型と共通だが、直列3気筒1.5Lのノーマルタイプとハイブリッドは新開発された。

 ヴィッツの1.3Lと1.5Lは直列4気筒、ヤリスは3気筒だから高回転域のノイズは少し粗くなったが、遮音を含めて音量は小さくなっている。

 ヤリスの新しい1.5Lエンジンは実用回転域の駆動力が高く、3気筒化で軽くなり、安全装備を充実させながら車両重量はヴィッツの1.3Lと同等だ。加速力はヤリスが活発になっている。

1.5L、NA、1.5Lハイブリッドとも加速性能に優れていて気持ちいい。常に接地感があるので高速でも安心できる

次ページは : ヴィッツに比べて走りが大きく進化

最新号

ベストカー最新号

【2022年夏登場か!?】新型カローラスポーツGRを独占スクープ!!|ベストカー5月26日号

徹底分析 ノートが「1クラス上」は本当か?  キッカケは、とある編集部員の「ノートは同じクラスと比べちゃいけないね、1クラス上みたいだよ」というひと言です。これってどんな誉め言葉よりも、ノートに乗ってみたいと思わせるフレーズだと思いませんか…

カタログ